アーリントンC
2002/02/23 阪神競馬場 G3 芝1600m

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レース展望

レース概要
[1回阪神 2月23日 芝1600m G3 別定 3歳 混合・特指]
3歳馬の混合重賞。87年にペガサスSとして創設され、92年に 名称変更されて現在のレース名となった。翌週に弥生賞、チュー リップ賞があるため、クラシックを目指す馬の出走は減ってきて おり、外国産馬の活躍が目立っている。ただし、昨年はダンツ フレームが優勝し、その後、皐月賞、ダービーで2着とクラシックで 活躍した。


過去のレース結果 

1着馬2着馬3着馬馬連配当
1997年 ブレーブテンダー ヒコーキグモ スギノグッドラック 310円
1998年 ダブリンライオン マイネルラヴ タヤスアゲイン 3,480円
1999年 エイシンキャメロン バイオマスター タイクラッシャー 470円
2000年 エイシンプレストン パープルエビス トッププロテクター 2,090円
2001年 ダンツフレーム キタサンチャンネル リキアイタイカン 1,900円

2001年プレイバック
キタサンチャンネルが3F36秒4のゆったりとしたペースで逃げ、直線に向き 後続を突き放したが、大外を捲くって追い込んだ武豊騎手の ダンツフレームが直線で豪快に伸びて、逃げたキタサンと鼻面を合わせて ゴール。長い写真判定の結果、勝ったのはダンツフレーム。スローな流れと 稍重の馬場で苦しい競馬だったが能力のあるところを見せた。 2着に9番人気のキタサンチャンネル、3着に12番人気のリキアイタイカンが粘って ワイドは万馬券となった。


過去10年データ分析
10回中9回1,2番人気が連対
1番人気の成績は[4・1・1・4]で5連対、2番人気も5連対で最近 3年は1番人気が勝っている。1,2番人気が連対しなか ったのは1回のみで軸は1,2番人気から選ぶのが有効。
人気薄なら距離実績のある馬が狙い
1,2番人気が堅実だが6番人気以下の人気薄も5頭連対 しておりそれほど堅くない。1勝馬の連対は1頭のみで このタイプは狙えない。人気薄なら距離実績のある馬を 狙いたい。
差し追込苦戦。前々に行ける馬が狙い目
連対馬の脚質は、逃げ5先行13差し2追込0で逃げ先行 馬が大活躍。4角で5番手以下だったのは、昨年のダンツ フレームのみ。前々に行ける馬を狙いたい。


コースの特徴 [阪神・芝1600m]
スタートが2コーナーのポケット地点にあるため、外枠はコースロスが 大きく、特に逃げ先行馬は不利になる。そうかと言って 内枠が有利ではない。外枠からスタートした馬が内に切れ 込んでくるため、ごちゃつきやすく、行き場を失って 手綱を引くことが良く見られる。このコースではいかに スムーズな競馬ができるかを予想することが重要になる。

アーリントンCは3歳馬の一戦だけに外枠の逃げ先行馬は古馬 のレースよりも割り引いて考えたい。ただし、スローペースにな るようなら、それほど割り引く必要はない。

[ちょっといい話]
89年の桜花賞で大外枠を引いたシャダイカグラの武豊騎手 は、出遅れ気味のスタートで馬を内に入れて馬群に突っ込ん で行き、同馬を優勝に導いた。わざと出遅れたかどうか の真偽は未だに定かではないが、馬群を縫って好位に 取り付いた手綱捌きは超一級品だったのは間違いない。


ミニレース展望
シンザン記念を制したタニノギムレットが中心。1週前調教でも力強い 脚捌きでまずまずの動きを見せ、今週追えば仕上がりそうだ。 メンバー的に断然の1番人気になるが外せない存在。共同通信杯 で2着したサンヴァレーにも注目したい。東京コースで実績を上げて いるが、力つけた今ならいい勝負ができるだろう。あとは、 梅花賞を勝ったナムラサンクス、函館2歳S優勝のサダムブルースカイ、デイリー 杯2歳S2着のホーマンウイナーあたり。



■ ステップレース 

日付レース1着馬2着馬
2001/07/29函館2歳Sサダムブルースカイサダムブルースカイ
2001/10/13デイリー杯2歳Sファストタテヤマファストタテヤマ
2002/01/14シンザン記念タニノギムレットチアズシュタルク
2002/02/3共同通信杯チアズシュタルクサンヴァレー



出走有力馬

タニノギムレット
未勝利戦を勝ったばかりのシンザン記念で断然の1番人気に応えて優勝。 武豊騎手が内々でコースロスなく乗り、絶妙のタイミングで抜け出した のもあるが、3戦目でこの競馬ができれば上々だろう。その後も順調に 調教を消化し、まだ成長途上の感じはあるが、今回もいい競馬ができそ うだ。パワーがあるので直線坂のある阪神コースの方がいいだろう。 馬群に包まれて前がカットされてスピードに乗れない場合にどうかと いう心配はあるが、そのあたりは武豊騎手が上手く対処してくれるはずだ。
ストレイラルホーク
未勝利戦を勝ったばかりだが、シルヴァーホーク産駒の外国産馬でいい ものを持っているので注意が必要だ。11月の新馬戦で後にひいらぎ賞 を勝ったアサクサデンエンの2着。それも同じような競馬をしてクビ差 だから価値がある。540キロの大型馬だが重々しさがなく、バネの 利いた走りから能力を感じさせる。キャリアは少ないが、このメンバー なら十分やれそうだ。
サンヴァレー
共同通信杯でチアズシュタルクとクビ差の2着としぶとさを見せた。 調教駆けしないし、逃げ馬でいかにも捕まりそうなイメージがあるた め人気にならないが、このだけ走れるのだから能力は高いのだろう。 現時点での仕上がり具合はかなり高いものがある。開幕週だけに 上手く単騎で逃げられれば十分出番がありそうだ。
サダムブルースカイ
函館2歳S優勝馬だが、その後、5,12着と見せ場なく敗れている。 今回はひと息入れて、馬体がフックラとし馬にも覇気が戻ってきて いるので少し注意した方がいいだろう。1200mまでしか連対経験 はないが、スピードタイプではないので距離は問題ないだろう。
ホーマンウイナー
デイリー杯2歳Sで2着馬だが、その後惨敗が続いている。調教や レースで行きたがるところがあるので、そのあたりが改善されて いるかがポイントになる。馬体は特に悪くは見えないので、精神的 に落ち着いてくれば走ってくるだろう。
ダンツジャッジ
中1週で臨んだあすなろ賞(小倉芝2000m)は、2番手と 早めの競馬で最後失速し3着に敗れた。最後バテたように現時点 では短い距離の方がいいようだ。今回も中1週になるので体調面 には十分注意した方がいいだろう。

調教診断

タニノギムレット A→
栗坂で単走で馬なり調教。力強い脚捌きで最後まで気を抜かずに しっかり伸びた。ややよれ気味で重心は高かったが、豪快な脚捌 きは相変わらずで調子は良さそうだ。欲を言えばもう少しがむ しゃらさがなくなって欲しいがそれは今後の課題。力を出せる デキと判断する。
ストレイラルホーク A/
南Wで2頭併せで馬なりだったが、前脚の捌きが力強く、最後ま できっちり伸びた。バネの利いた走りが非常に目立ち、能力の高 さが感じられる。馬体もきっちり仕上がっておりデキは良さそうだ。
サダムブルースカイ B/
栗坂で強めに追われて、50.7秒の好タイムを出した。ひと息 入れたことで馬に覇気が戻ってきたようで休む前より動きがかな り良くなっている。馬体の張り、毛づやも良く、久々でも仕上が りは良さそうだ。
ホーマンウイナー B/
栗CWで単走で強めに追われて、ラスト12.3秒の伸び脚を見 せた。バネの利いたフットワークが戻ってきた印象で良く見せて いる。昨年は行きたがって仕方なかったが、馬に落ち着きが出た のか、かかるようなところも見られなかった。まだ完調ではない が前走より上向いている。
ダンツジャッジ B→
栗DWで2頭併せで一杯に追われるとまずまずの反応を見せ大き く先着した。ラストは13.3秒だっただけに相手がバテた感じ もあるが動きは上々。中1週だが、調子落ちは感じられない。
サンヴァレー B→
栗DWでテンザンデザートと併せて一杯に追われたが、ラスト バタバタになって14.2秒かかった。調教では走らないタイプ なので、これだけ強く終えたところを評価した方がいいだろう。 前走くらいのデキはありそうだ。

相馬眼予想

 クラシックを狙う有力馬の多くは来週の弥生賞に向かうため、やや 手薄なメンバーとなったが1頭クラシックを狙える大物がいる。タニ ノギムレットだ。今回は断然の1番人気だが、このメンバーでは仕方 ないだろう。現時点ではまだ馬体もパンとしていないが、それでもこ こで負けるわけにはいかない。平坦の京都より直線坂のある阪神の方 が競馬はやり易いのは確か。どんな勝ち方をするか、その1点に注目 したい。単勝はおそらく1.1倍くらいだろう。

 2番手以下は混戦。重賞実績のあるサンヴァレー、サダムブルースカイ、 ホーマンウイナーが上位だが、まだキャリア2戦の素質馬に魅力を感 じる。新馬戦で後にひいらぎ賞を勝ったアサクサデンエンとクビ差の勝負 をしたストレイラルホークだ。他にも素質馬はいるが、現時点での馬体 の仕上がり、精神面を考慮すると2着争いはこの4頭だろう。

 まず阪神の馬場だが、開幕週で芝は絶好の状態なので、前に行った 馬が止まらない。過去のこのレースでもこの傾向ははっきり出ており、 4角5番手以内の馬が19頭で5番手以下から差したのは昨年のダン ツフレームのみ。ダンツフレームは皐月賞とダービーで2着した馬だ から、如何に差しが決まらないかが分かるだろう。超ハイ ペースにならない限り、自在性のない差し馬、つまり直線勝負型の差 し馬は狙わない方がいい。

 次に各馬の調子だが、良く見せたのは、タニノギムレットとストレ イラルホークの2頭。タニノギムレットは相変わらず豪快な脚捌きで 元気一杯。ストレイラルホークは、バネの利いた走りで芝でもやれそ うだし、タニノまでとは言わないが大物感がある。あとはサダムブル ースカイとホーマンウイナーも休養明けとしては上々のデキ。問題な のは、サンヴァレー。ラスト14.2秒とバタバタになったが、全体 時計は80.6秒と優秀で中2週でこれだけ強く追えたことの方を 評価してここでは力を出せる仕上がりと判断したい。

 次に展開だが、逃げるのはサンヴァレーかマルシゲガリバー。マル シゲガリバーが思い切って行けばサンヴァレーは控えるだろうし、行 かなければ平均ペースで逃げることになる。マルシゲガリバーが逃げ ても誰も追いかけないので平均ペースと考えていい。地方のダートで 圧勝しているマルシゲガリバーの芝適性は分からないが、やや強引な 競馬ぶりからここでは無印。パドック、返し馬で気配が良ければ押え る程度でいいだろう。

 ここでポイントになるのは、タニノギムレットがどういう競馬をす るかということ。展望にも書いたが、馬群に包まれて前がカットされ てスピードに乗れないことを嫌うはずなので、外からやや強引に行っ て直線早めに先頭に立つ競馬をするはずだ。チアズシュタルクが手を 焼いたサンヴァレーの粘り腰は武豊騎手も警戒しているので、早めに 交わしたいところだろう。

 2着争いはタニノギムレットがサンヴァレーを直線で早めに交わ した後にサンヴァレーがそのまま粘るか、それとも好位から中団の 差し馬が差すかを考えればいい。現時点での調子 と仕上がりを考慮して差せるのは、ストレイラルホークのみだろう。 ホーマンウイナーは完調一歩手前でタニノギムレットが作り出す厳し い流れで踏ん張りが利くか疑問だし、サダムブルースカイは実績のな いマイルでは距離を意識して差しに徹するとすると届かないケースが 考えられる。この2頭は押えの評価でいいだろう。

 ストレイラルホークは、まだ本当に厳しい競馬をしていないし、 重賞の流れについて行けるかの不安はあるが、サンヴァレーのマイナ ス点も考慮してこの馬を対抗にする。サンヴァレーが準対抗。マイナ ス点とは、これまで和田騎手が騎乗した3回とも10着以下に敗れて いること(鞍が合わないか?)と早めにタニノギムレットに交わされる ことで馬が競馬を止める可能性があること。このあたりは当然陣営も 考えているだろうから、何かしら対策を講じてくるだろう。

     ◎タニノギムレット
     ○ストレイラルホーク
     ▲サンヴァレー
     △サダムブルースカイ
     注ホーマンウイナー


レース結果

 2002年1回阪神1日( 2月 23日) 11R  
 第11回 アーリントンカップ(GIII) 
 サラ系3歳 1600m 芝・右  
 (混)(特指) オープン 別定 
 本賞金: 4000、 1600、 1000、 600、 400万円 発走 15:45 
 天候:晴  芝:良  
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 着 予 枠 馬      馬  名         性齢  重量     騎手   タイム   着差       馬体重   調教師  人気
 -------------------------------------------------------------------------------------------------
  1 ◎ 6  9    タニノギムレット  牡 3 56.0kg  武豊   1:33.9        482Kg  -6 松田国英  1
  2 注 7 11 (父)ホーマンウイナー  牡 3 55.0kg  幸英明  1:34.5 3 1/2馬身  424Kg   0 安田隆行  5
  3   8 13 (市)ダンツジャッジ   牡 3 55.0kg  藤田伸二 1:34.5 クビ     492Kg  -6 山内研二  8
  4 △ 3  3 (市)サダムブルースカイ 牡 3 56.0kg  松永幹夫 1:34.7 1 1/2馬身  498Kg  +6 中村均   4
  5   1  1    マルブツアンセム  牡 3 55.0kg  福永祐一 1:34.8 1/2馬身  458Kg  -2 北橋修二  7
  6   5  7 (市)キネティクス    牡 3 55.0kg  渡辺薫彦 1:34.8 クビ     456Kg  +4 新川恵   9
  7   4  4    サントニービン   牡 3 55.0kg  佐伯清久 1:35.0 1 1/4馬身  458Kg  -2 高橋成忠 11
  8 ○ 7 10 (外)ストレイラルホーク 牡 3 55.0kg  河内洋  1:35.2 1 1/4馬身  538Kg  -2 高市圭二  2
  9   5  6    サンライズビート  牡 3 55.0kg  秋山真一 1:35.7 3馬身    478Kg   0 音無秀孝 12
 10 ▲ 8 12 (父)サンヴァレー    牡 3 56.0kg  和田竜二 1:35.8 クビ     456Kg  -4 岩元市三  3
 11   4  5    チアズリガス    牡 3 55.0kg  四位洋文 1:36.1 2馬身    448Kg  -4 白井寿昭 10
 12   6  8 (地)マルシゲガリバー  牡 3 55.0kg  安田康彦 1:37.0 5馬身    482Kg  +5 安田伊佐  6
 13   2  2 (地)ピンクドラゴン   牝 3 53.0kg  山本康志 1:38.0 6馬身    408Kg -14 高松邦男 13
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 ハロンタイム  12.5 - 10.8 - 11.4 - 12.0 - 12.2 - 12.3 - 11.2 - 11.5  
 上り  4F 47.2 - 3F 35.0 
 2コーナー  (8,*12)13(3,11)(5,7)(1,9)(2,4,10)6  
 3コーナー  12-(8,13)(3,11)7(5,9)(1,10)4,2,6  
 4コーナー  12(8,13)(3,11)(7,9)10,1(5,6,4)2  

 <払戻金> 
 単勝 09 130円 1番人気  枠連   6- 7   300円  1番人気
 複勝 09 110円 1番人気  馬連  09-11   700円  4番人気
    11 250円 5番人気  ワイド 09-11   380円  4番人気
    13 460円 6番人気      09-13   680円  5番人気
                      11-13 2,550円 24番人気

レース回顧

予想していた通り、タニノギムレットが楽勝。相馬眼ニュースにも書いたが、 後続を瞬時に突き放した脚は素晴らしいとしかいいようがない。 ダービー馬を予感させる走りに久しぶりに鳥肌が立った。

2着争いは予想していた通り前に行った馬で決着し的中したが、 注にしたホーマンウイナーが2着では威張れない。誤算だったのは、サンヴァレー がイレ込んでいたこととストレイラルホークの出遅れ。サンヴァレーが輸送で イレ込むのは分かっていたが、あそこまでひどいとは・・・。パドック を見た人なら真っ先に評価を下げれただろう。やはり馬券検討する 上でパドックを見ることは外せない。

阪神の馬場は非常にいい状態で前に行った馬が有利だが、各ジョッキー の意識が前々にあるので、来週以降もペースに注意した方がいいだろ う。腹を決めて後方一気を狙う騎手には特に注意を払いたい。

タニノギムレット
中団のやや後ろから徐々に進出して直線に向くと瞬時に後続を 突き放して3馬身半差で楽勝した。武豊騎手が軽く仕掛けた程度 でビュンと伸びたときの脚はかなりのもの。こんな脚を使ったのは 最近ではアグネスタキオンくらいだ。馬体はまだモコモコして太く見え若さ が残るが、この状態でこれだけ走れることを素直に評価したい。 この馬が直線で走っているときの形に注目してもらいたい。この 形が走る馬に共通する形、覚えていて損はないだろう。現時点での 評価は昨年のジャングルポケット以上としておく。今からクラシックが楽し みだ。今年はこの馬を追いかけることに決めている。
ホーマンウイナー
4番手から直線でしぶとく伸びて2着。調教診断でも指摘したが、 馬がかからなくなっているのが好走の要因だろう。休養したこ とで体調が戻って馬に覇気が戻ってきている。馬体はそれほど 成長した感じはないだけに今後はどうだろう。もう少しパワー アップしないと重賞では苦しいかもしれない。
ダンツジャッジ
2,3番手を進み直線早めに先頭と積極的なレースをして3着に善戦。 使われながら馬体が絞れてやっと重めが抜けてきたのが好印象。 ダンツフレームに似たタイプだが、この馬はマイルくらいまでがいいようだ。 現時点では前に行くレースをしているが、控えれば切れ味がありそ うなので差す競馬もできるだろう。堅実に走るので今後もマークして いきたい。まだまだ強くなる。
サダムブルースカイ
好位からそのまま粘り込んで4着。久々でも馬体は仕上がって いたのでこれが実力通りの結果か。まだ若干上積みはありそう だが、距離は短い方が良さそうだ。
ストレイラルホーク
出遅れて後方から大外を捲くる競馬で最後は力尽きて8着に 敗退。今回は出遅れが全てだが、時計の早い決着で馬も戸惑って いたのも事実。今回の経験がいい方向に向くことを信じたい。 馬体は素晴らしいが、540キロの大型馬で少しズブさを見せたの が気になった。現状はダートの方がいいかもしれない。
サンヴァレー
マルシゲガリバーとの競い合いを制して途中から単騎逃げになった が直線に向くとすぐに失速して10着に惨敗。今回はイレ込みが 全て。当日輸送ではイレ込むことを覚えておいた方がいいだろう。 能力はあるが好走凡走を繰り返すタイプなので、条件をつけて 狙った方がいい。現状は、輸送がないことと鞍の合う田中剛騎手 が騎乗することが条件になる。

次走の狙い馬 ストレイラルホーク
出遅れで大外を捲くったことで最後力尽きたが、馬っぷりの 良さは目立った。時計の早い決着になるとどうかと思うが、 馬場が少し荒れて時計がかかるようなら芝でも問題ないだ ろう。次走は芝なら条件つきでダートなら積極的に狙いたい。 今回叩かれての上積みも見込めそうだ。




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