フィリーズレビュー
レース展望

★穴馬が激走する条件、今年の穴馬候補は?★

桜花賞トライアル。過去10年の桜花賞で前走フィリーズレビュー出走馬は[1−0−1−53]でレジネッタ(12人気)の1連対のみ。桜花賞には繋がりにくいが、13年の勝ち馬メイショウマンボはオークス、秋華賞を制している。

過去10年で1番人気は[3−1−0−6]で4連対。前走阪神JF出走馬は[2−1−0−2]だが、前走G3、OP特別は[0−0−0−4]で不振。今年の1番人気はアットザシーサイド(前走阪神JF5着)、キャンディバローズ(前走阪神JF9着)。

6〜9番人気が7連対、10番人気以下が3連対。6番人気以下が10年のうち9年で連対している。最近5年の馬連は31倍、27倍、23倍、760倍、32倍で全て中穴以上の決着。人気馬に人気薄を絡めて中穴以上を狙うのが妙味。

連対馬20頭のうち16頭が前走5着以内。残る4頭は阪神JF12、17着、朝日杯FS10着、エルフィンS9着。今年のメンバーで阪神JF惨敗馬は9着キャンディバローズ、12着メイショウスイヅキ、13着クードラパン、15着ウインミレーユ。エルフィンSは2着ダイアナヘイロー。

前走500万条件は[2−5−3−48]、勝ち馬は[2−5−3−29]、2着以下は[0−0−0−19]。今年のメンバーで前走500万条件を勝った馬はカトルラポール、ソーディヴァイン、2着以下はサルドナ、ソルヴェイグ、ナタリーバローズ。

人気になるのは、前走阪神JF5着のアットザシーサイド、ファンタジーS勝ち馬キャンディバローズ、前走フェアリーS4着のクードラパン、もみじS勝ち馬メイショウスイヅキあたり。あとは前走エルフィンS2着のダイアナヘイロー、ナタリーバローズ(Mデムーロ騎手)など。

アットザシーサイドは前走阪神JFで後方からメンバー2位の35.3秒で追い込んで0.6秒差の5着。2戦連続の馬体減、時計の掛かる馬場、外々を回されたのが敗因か。芝1400mは2戦2勝で上がりはどちらもメンバー最速。減った馬体が戻り、かつ前残りの展開にならなければ。

キャンディバローズは前走阪神JFで先行して直線で一杯になり9着。馬体10キロ減で402キロ。距離&馬場も堪えたか。過去10年でファンタジーS勝ち馬は[3−0−0−3]で勝つか負けるか両極端。前に行った馬で決着したファンタジーSのように前残りの展開になれば。

アットザシーサイドは福永騎手(新馬戦1着)、キャンディバローズはテン乗りの武豊騎手。過去10年のフィリーズレビューで福永騎手は[0−1−1−4]、武豊騎手は[2−1−1−4]。前残りの展開が怖いが、相馬眼的にはアットザシーサイドを重視してみたい。

フィリーズレビューで穴をあけるのは、OP以上で3着以内がある馬、前2走以内に500万条件で1着がある馬。前走OP以上で負けた馬が人気の盲点になる。さらに6番人気以下で連対した10頭のうち7頭が道中8番手以下。末脚に威力のある差し追い込み馬が波乱を演出することが多い。

今年のメンバーでOP以上で3着以内がある馬は、ボーダレス、メイショウスイヅキ、キャンディバローズ、ワンダフルラッシュ、ダイアナヘイロー。前2走以内に500万条件で1着がある馬は、アットザシーサイド、ウインミレーユ、カトルラポール、ソーディヴァイン、ワンダフルラッシュ。

この中でメンバー1、2位の上がりを何度も繰り出している差し追い込み馬は、メイショウスイヅキ、アットザシーサイド。メイショウスイヅキは折り合いに課題が残っており、折り合いを欠くとアウトだが、もみじSを強い内容で勝っている。アットザシーサイドは1、2番人気。今年はこの2頭に注目したい。

今年の重賞でMデムーロ騎手は[5−3−1−4]で連対率61.5%、ルメール騎手は[3−5−1−5]で連対率57.1%。Mデムーロ騎手は2月14日以降[5−2−0−0]で7戦連続連対中。JRA所属になって2年目に突入し、昨年以上に好成績を挙げている。

今年の3歳重賞でMデムーロ騎手は[1−3−0−2]、ルメール騎手は[3−0−1−2]。ちなみに戸崎騎手は[0−1−2−3]、武豊騎手は[0−0−2−4]、岩田騎手は[0−0−0−4]、横山典騎手は[0−0−0−5]、川田騎手は[0−0−0−3]で連対は戸崎騎手の1回のみ。

フィリーズレビューではMデムーロ騎手がナタリーバローズ、ルメール騎手がリルティングインクに騎乗する。過去10年で前走500万条件2着以下は[0−0−0−19]だが、ナタリーバローズは前走渋った馬場が堪えている。リルティングインクは前走新馬戦1着。過去10年で前走新馬戦は[0−0−0−4]。

先週のチューリップ賞はMデムーロ騎手が重賞6連勝の新記録が懸かっていたが、池添騎手が騎乗したシンハライトがハナ差で競り勝ち、日本人騎手の意地を見せた。フィリーズレビューで池添騎手はメイショウスイヅキに騎乗する。まだ粗削りだが、スピード(阪神は先週から高速化)と末脚の威力を兼ね備えている。

★先週の予想結果

◆競馬道場(競馬アナリストGM)
弥生賞◎○▲、チューリップ賞など的中!ころがしPJ回収率598%
穴馬はエイシンブルズアイ、タガノクレイオス、ポメグラネイト激走!

★重賞穴馬の単複収支 〜2016年単勝回収率260.8%〜

★ころがしプロジェクトの収支 〜2016年回収率174.0%〜

◆MR予想(万馬券MR)
弥生賞、チューリップ賞、オーシャンS的中!
穴馬はエイシンブルズアイ、ポメグラネイト激走!

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