ファンタジーS
レース展望

過去10年で1番人気は[2−1−2−5]で3連対。前走芝1200m[0−0−1−0]、芝1400m[2−1−1−1]、芝1600m[0−0−0−4]で前走芝1400mなら堅実。2番人気は[2−1−2−5]で3連対、3番人気は[1−1−2−6]で2連対。連対馬20頭のうち16頭が5番人気以内だが、最近4年は13、8、7、8番人気が連対し、馬連は208倍、127倍、79倍、110倍と荒れている。

連対馬20頭のうち17頭が前走3着以内。前走デイリー杯2歳S6着から2頭が巻き返している。残る1頭は前走除外。前走重賞なら巻き返し可能。連対馬20頭のうち19頭が前走5番人気以内だった。前走6番人気以下は[1−0−1−33]で唯一連対したのはデイリー杯2歳Sで9番人気で6着に終わったタガノエリザベート。前走5番人気以内、絞るなら前走3番人気以内に支持されていた馬を重視。今年も波乱に注意。

ストークアンドレイは新馬、函館2歳Sを連勝。函館2歳Sは内ラチ沿いの中団から4コーナーで外に出すとメンバー最速タイの35.7秒で差し切った。アットウィルなど、ごちゃついて力を出し切れなかった馬が多かっただけに川島騎手の好騎乗が光った。川島騎手は「G1でもいい勝負ができる」とコメント。先週のアルテミスSにも登録したが、芝1400mのファンタジーSを使ってきた。距離延長とメンバー強化が課題。

プリンセスジャックは新馬、ききょうSを連勝。ききょうSは5番手からメンバー最速タイの34.4秒でローガンサファイアを差し切った。母はオークス2着馬ゴールデンジャック。今夏の米遠征66戦1勝の福永騎手は帰国後の重賞で[0−2−1−11]。今年100勝にあと2勝。タガノミューチャンは新馬、サフラン賞を連勝。サフランS2、3着馬は先週のアルテミスSで10、8着に終わった。藤岡佑騎手に乗り替わる。

ききょうS&りんどう賞2着のローガンサファイア、新潟2歳S3着馬サウンドリアーナ、小倉2歳S4着馬エーシンセノーテ、阪神の未勝利戦を逃げ切ったディアマイベイビー、札幌の未勝利戦をレコード勝ちしたアメージングムーン、京都の新馬戦を勝ったノボリディアーナ、函館の新馬戦を勝ったローブティサージュなど伏兵は数多い。ローガンサファイアは相手なりに堅実に走るタイプ。佐藤哲騎手&佐々木晶厩舎のコンビ。

サウンドリアーナはデイリー杯2歳Sで大外枠から掛かって自滅し7着。距離短縮とMデムーロ騎手で変わり身はあるか。ディアマイベイビーは朝日杯FSを勝ったゴスホークケンの半妹。メンバー唯一のディープ産駒。陣営はルメール騎手を確保。アメージングムーンはローレルゲレイロの半妹で昆厩舎の管理馬。距離の融通性はある。ノボリディアーナは開幕週の馬場、道中の不利を克服して差し切り勝ち。牝馬だが根性がある。

★先週の予想結果

◆競馬道場(競馬アナリストGM)
アルテミスS 馬連・3連単18,980円、AR共和国杯 馬連・3連単12,740円的中!

◆MR予想(万馬券MR)
アルテミスS 馬連・3連単18,980円、渡月橋S 馬連・3連単7,500円的中!

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