中山大障害
2002/12/21 中山競馬場 障害芝4100m


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レース傾向

───────────     ───────────
■人気別            ■ローテーション別
───────────     ───────────
1番人気     7頭     連闘       0頭
2番人気     3頭     中1週      1頭
3番人気     3頭     中2週      4頭
4番人気     3頭     中3週      4頭
5番人気     2頭     〜1ケ月     9頭
6番以下     1頭     〜2ケ月     1頭
10番以下    1頭     2ケ月〜     1頭

───────────     ───────────
■馬連配当別          ■前走着順別
───────────     ───────────
〜10倍     6回     1着       5頭
10倍〜     1回     2着       4頭
20倍〜     0回     3着       5頭
30倍〜     1回     4〜6着     3頭
50倍〜     1回     7〜9着     2頭
100倍〜    1回     10着〜     1頭

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■脚質別            ■年齢別
───────────     ───────────
逃げ       5頭     3歳       0頭
先行      11頭     4歳       2頭
差し       4頭     5歳       9頭
追込       0頭     6歳       4頭
                7歳       3頭
                8歳上      2頭

───────────     ───────────
■枠番別            ■東西別
───────────     ───────────
1枠       6回     関東馬     12頭
2枠       2回     関西馬      8頭
3枠       2回     
4枠       4回     ───────────
5枠       2回     ■性別
6枠       2回     ───────────
7枠       2回     牡馬      19頭
8枠       0回     牝馬       1頭

データ分析

■本命決着多い。しかし最近は波乱傾向
10倍台までが7回と堅く収まる傾向が強い。ただし、出走頭数が増えたここ3年は18倍、8倍、66倍でそれほど堅くない。難度の高いコースで実績馬が強いのは間違いないが、出走頭数が多ければ波乱も考慮しておきたい。

■オープン特別で入着の馬が好走
人気馬が活躍する傾向が強いが意外にも前走着順はそれほど良くない。オープン特別でそこそこ走ってきた馬が結果を出している。前走重賞で好走してきた馬にこだわらず、このレースを目標にしてきた馬を狙いたい。

■4年連続連対中の横山義騎手に注目
過去10年で横山義騎手はこのレースに4回騎乗し[1・3・0・0]でパーフェクト連対。ゴーカイで3年連続2着を含め、現在4年連続連対を果たしている。このコースを知り尽くした横山義騎手が騎乗すれば人気薄でも注目したい。


調教診断

■[7+/]ギルデッドエイジ
栗坂で単走で強めに追われて、スムーズな脚捌きでまっすぐに伸びた。障害馬にしてはかなり目立つ動き。使われながら調子を上げている。

■[7−]ダイワデュール
北Cで単走で強めに追われて、最後までしぶとく伸びた。脚捌きに力強さがあり、動きは良かった。順調にきている。

■[7−]メジロライデン
栗Bで単走馬なりだったが、気合乗りが良く鞍上が押えるのに苦労していた。しなやかなフットワークで柔らかさがあり、引き続き好調キープ。

■[7/]マイネルユニバース
北Cで単走馬なり調教。時計はかかったが、首を使って走れているし雰囲気は良かった。若干調子を上げている。

■[6+−]ミレニアムスズカ
栗CWで単走で一杯に追われて、81.5秒の時計は出たが、ラストは15.0秒かかった。馬が自ら走るのを止めた感じで動き自体は悪くない。ただいい時はもっと調教で動いていた。

■[6+−]テルテルボウズ
北Cで単走で一杯に追われてラスト12.6秒の伸び脚を見せた。牝馬だがしっかりした馬体で見栄えがする。いい意味で平行線。

■[6+−]ロングランニング
栗CWで単走で強めに追われて大きなフットワークで伸びたが、もう少し力強さが欲しいところ。ただ脚捌きがスムーズになってきたのはいい。

■[6−]ユウフヨウホウ
栗坂で2頭併せで一杯に追われたが、57.1−14.5秒とかかった。行きっぷりが悪く、あなり強調できない。

■[7+/]ギルデッドエイジ
■[7 −]ダイワデュール
■[7 −]メジロライデン
■[7 /]マイネルユニバース
■[6+−]ミレニアムスズカ
■[6+−]テルテルボウズ
■[6+−]ロングランニング
■[6 −]ユウフヨウホウ
<確認できず>
■スプリングキング
■メイショウワカシオ
■ユーワブレイヴ
■ロードケンユー

相馬眼予想

例年よりかなりレベルの低いメンバーとなった今年の中山大障害。本来ならミレニアムスズカが大将格だが、ここ2戦中山で落馬、6着と振るわないだけに自信を持って推奨できるレベルではない。ただ相手が弱過ぎる。弱いメンバーから好調馬を拾うか、それとも近走は不振でも実績馬を取るか、予想は非常に難解だ。中山大障害で求められるのは飛越センスと長距離のスタミナ。この2点を重視して予想してみたい。

飛越センスとスタミナという観点で残したい馬は、ミレニアムスズカ、ギルデッドエージ、テルテルボウズ、メイショウワカシオ、ロングランニグの5頭。前走勝ちで人気になりそうなタイキデュールは3300m以上では連対がなく、スタミナ面でやや不安が残る。メジロライデンはスタミナは十分だが、雑な飛越が多く大障害では不向き。ユウフヨウホウも2回連続落馬しているように飛越は上手くない。ただこの2頭はスタミナがあるので大事に乗れば何とかなりそうな気もするが、確度はそれほど高くない。

ミレニアムスズカは前走は落馬の後遺症なのか勝負どころでの行きっぷりが非常に悪かったのが気になるが、騎手が無理していないという感じもあっただけに評価は難しいところ。バンケットのある中山の適性が問われる気もするが、今回は4100mでペースがそれほど早くならなければ急がされることもないだろう。ギリデッドエージはここに来て調子を上げているし、ロケット騎手との鞍も合っている。

テルテルボウズは後方から追い込む競馬がすっかり板につき、安定感のある飛越が魅力。牝馬だが、追い込んでくる脚を見るとスタミナはありそうだ。メイショウワカシオは久々を1回使われてどこまで上昇してくるかがポイント。実績的には通用していい。ロングランニングは長期休み明けをひと叩きされて若干調子を上げてきた。この馬も実績的に何ら問題ない。あとはどこまで復調しているかだろう。

さあ最終決断。本命はギルデッドエージ。スタミナが問われる大障害だけに調子の良さを最優先した。対抗はミレニアムスズカ。今度は目一杯の競馬。巻き返してもいい。あとはテルテルボウズ、ロングランニング、メイショウワカシオの順。ゴーカイの弟ユウフヨウホウとマイネルユニバースはスタミナがあるだけに食い込む可能性がある。当日の仕上がり次第で押さえたい。馬券は◎と○からの馬連流しが基本になるが、オッズ次第でボックスも視野に入れたい。ロングとメイショウが人気薄なので3連複ボックスも面白い。

    ◎ギルデッドエージ
    ○ミレニアムスズカ
    ▲テルテルボウズ
    △ロングランニング
    注メイショウワカシオ



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