京都ハイジャンプ
2002/11/09 京都競馬場 芝3930m


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データ分析

■1番人気は全馬3着以内。3連複の軸に
1番人気の成績は[3・1・2・0]で全馬が3着以内で3連複の軸として期待できる。別定戦で実力通りに決まるため、1番人気は崩れない。前年の勝ち馬が翌年2キロ増で3着に敗れた例はあるが、基本的に信頼したい。

■前走好走馬活躍。3着以下は割引き
連対馬12頭のうち9頭が前走3着以内と好走馬の活躍が目立つ。6着以下から巻き返した3頭のうち2頭は前走が休み明けだった。前走が休み明けだった場合を除き、3着以下に敗れていた馬は大きく割引きたい。

■未勝利勝ち馬の連対なし。実績馬が強い
連対馬の前走の内訳は重賞7頭、オープン特別4頭、400万条件1頭。G3の阪神ジャンプSでは未勝利勝ちの連対が多いが、このレースでは通用していない。確たる実績馬がいれば、未勝利戦勝ち馬の出番はほとんどない。

■最近4年連続連対中の4歳馬に注目
4歳馬が5連対でここ4年連続連対中と活躍が目立っている。障害重賞が整備されてから、若い障害馬が増えていることからもうなずける結果。4歳でオープン、重賞を勝った実績馬がいれば人気でも注目したい。


相馬眼予想

G2にしては8頭立てと寂しいメンバー構成。前走好走した馬が活躍する傾向が強いが、それに当てはまるのは未勝利勝ちのマルブツエルハーブだけ。未勝利戦というのが何とも嫌な感じだが、このメンバーなら通用してもおかしくないか。それくらい信頼できない馬が多く予想はかなり難解だ。

距離3930mの適性ではユウフヨウホウとカネトシガバナーの2頭が上位。ユウフヨウホウはゴーカイの半弟で中山大障害を勝った実績もあるが、今回は4ヶ月半の休み明けだけにその点でどうか。カネトシガバナーは京都3760mで楽勝しているように適性は高い。元々京都コースも得意だけに馬がやる気にさえ出せばチャンス十分。ただ問題はそのやる気。平地時代もそうだったが、スランプに落ち入ると中々抜け出せないのがこの馬の特徴。単騎逃げが見込めるので復活しても不思議ではないがどうだろう。

あとは休み明けを3走して好調をキープしているマンボノリズムとトウカイロッキー。60キロの斤量も有利だし、距離さえこなせば上位争いできそうだ。特にマンボノリズムは京都コースで2勝2着1回で連対率100%と最も得意なコース。最終調教も動いたようなのでこの馬から入る手もある。

さあ最終決断。予想の確たる決め手がない状態で最終決断を下すのは苦しいが、一応順位づけしておく。基本的に混戦レースはパドックでのデキを重視したいというのが基本スタンス。あくまで現時点での決断としていただきたい。本命はマンボノリズム。調子、順調度、コース、斤量など総合的に判断するとこの馬になる。前走途中で走る気をなくしてシンガリ負けを喫したのは気になるが、得意コースで流れに乗れれば最後まできっちり走ってくれるだろう。

対抗はユウフヨウホウ。正直なところ馬体重を含め、仕上がりを確認したいが、中山大障害連覇を目指すからにはそれなりに仕上げてくると考えたい。スタミナはメンバー中1番。準対抗はカネトシガバナー。近走不振が気になるが、単騎逃げで流れが厳しくなれらければスピードで押し切ることも可能。あとは久々に障害を使われたメジロライデン、前走勝ちのマルブツエルハーブ、使われながら徐々に力をつけているトウカイロッキーの順。

    ◎マンボノリズム
    ○ユウフヨウホウ
    ▲カネトシガバナー
    △メジロライデン
    注マルブツエルハーブ
    注トウカイロッキー



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