東京オータムジャンプ
2002/10/12 中山競馬場 障害3350m


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データ分析

■使われている馬が5着以下なら割引
連対馬12頭のうち実に11頭が4着以内で前走好走馬が活躍している。前走8着から連対した馬が1頭いるがこの馬は休み明け。順調に使われている馬が前走で5着以下に惨敗しているようなら大きく割り引きたい。

■レベル高い一戦。オープン実績必要
前走は11頭がオープン以上。2走前に未勝利勝ちの馬は2頭いるが前走オープン以上で連対していた。障害の一線級が集まるだけにオープンでの実績が求められる。ハンデ戦だが未勝利を勝った直後の馬では通用しない。

■出津騎手と横山義騎手が大活躍
騎手では出津騎手が5戦して1、2、4、3、2着、横山義騎手は3戦して2、1、2、6着と大活躍。出津騎手は95年に2着しているので、この2人で7年連続連対中。出津騎手と横山義騎手が出てきたらとにかく注目したい。


レース展望

3ヶ月の休み明けで出走した阪神ジャンプSで7馬身差の圧勝。ホッコーアンバー、オンワードメテオとの対戦が待ち遠しいが、今回はハンデ戦で62.5キロを課せられた。実績馬は61キロなので、その差1.5キロなら許容範囲にも思えるが、これまで60キロまでしか背負ったことがないし、450キロ前後と馬格のある馬でもないのでこなせるかどうかは少し微妙な感じ。

ミレニアムズズカと互角に勝負するには、最低でもオープン実績のある馬だろう。ハンデ戦でも実力馬が強いのは過去の歴史が証明している。新潟で力つけてきたトウカイロッキー、中山2戦2勝のダイワウインダム、使われながら徐々に調子を上げてきているマンボノリズム、京都ジャンプS2着が光るビッグハンターあたりだろう。

あとはこのレースで活躍が目立つ田中剛騎手のジュピテリアンにも注目しておきたい。ミレニアムスズカからいくなら、オッズ的に点数を絞る必要があるが、重ハンデで3着も考えられるだけに3連複を有効活用することも考えておきたい。


相馬眼予想

まず展開だが、逃げるのはダイワウインダムだろう。2番手以降はタイキダグラス、トウカイロッキー、ミレニアムバイオあたりが続くが、各馬それなりに斤量を背負っているだけにそれほどペースが上がることはないだろう。早くて平均くらいでどちらかというとスローペースになりそうだ。今回のポイントは62.5キロを背負ったミレニアムスズカの取捨と出方。どんな競馬をするかでレース自体が変わってくるだけにそれを読むことがポイントになる。

まずミレニアムスズカの取捨だが、斤量62.5キロで不確定要素は確かにあるが、そのハンデを割り引いても勝てるメンバー構成なら軸として期待できそう。馬体重は450キロだが、骨格の作りはしっかりしているし、こなせると考えたい。次にミレニアムスズカの出方だが、斤量を背負っているからには積極的に前に行く競馬だろう。陣営は前に行って地力勝負に持ち込むのが確実と考えているに違いない。

前半はスローに流れても中盤からはミレニアムスズカの積極策でペースが上がる。ダイワウインダムは2走前にレコード勝ちしたように逃げると強いがミレニアムスズカに早めに来られると粘れるかどうか。中山は2戦2勝の得意コースだけに簡単には止まらないだろうが、苦しくなるのは間違いない。ミレニアムスズカが地力勝負に持ち込むことで俄然有利になるのは後方でじっくり乗れる馬。差す脚があるマンボノリズムとトウカイロッキーを上位に取り上げたい。

さあ最終決断。本命はミレニアムスズカ。地力勝負で最低でも2着を確保できると判断した。対抗はマンボノリズム。じっくり溜めて最後の脚を生かすスタイルが今回は合いそう。調教も動いた。準対抗はトウカイロッキー。ここ2戦好走しているように順調にきた強みを評価したい。あとは中山でオンワードメテオを負かした実績が光るダイワウインダム、中山コース走るコバノスコッチが押さえ。

馬券はミレニアムスズカからの馬連流しになるが、かなり人気なので点数は絞りたいところ。あとは3連複だが、3着ならあるジュピテリアンをぜひ絡めたい。横山義騎手はこのレース得意だし、有力馬がミレニアムスズカを負かしにいくと漁夫の利で最後の突っ込みがありそうな気がする。

     ◎ミレニアムスズカ
     ○マンボノリズム
     ▲トウカイロッキー
     △ダイワウインダム
     注コバノスコッチ



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