最近激走した穴馬

■最近激走した穴馬の予想コメント

中京11R 中京記念
穴アルマディヴァン 2着(13人気)

穴はアルマディヴァン。福島牝馬Sで大外からメンバー2位の34.8秒で追い込んで0.2秒差の6着。前走パラダイスSは後方からメンバー最速の33.4秒で追い込んで0.6秒差の8着。着順は悪いですが、速い上がりを繰り出しているんです。オープンで強いメンバーと戦って力をつけているのでは。左回りの芝1600mは[2−3−2−2]で前残りになったヴィクトリアマイルを除き4着以内を確保。休み明けを除くと中京芝では[1−1−1−0]で複勝率100%。栗毛で暑さに強い牝馬で夏場は安定して走ります。今週は内も伸びていますから、1枠1番が有利に働くのでは。左回りの芝1600m、1枠1番、軽ハンデ52キロで馬券圏内があるとみています。

札幌11R クイーンS
穴イリュミナンス 3着(4人気)

穴馬イリュミナンスを狙います。2走前のパールSで2着に入りましたが、1着ウインプリメーラは次走マーメイドS4着、3着レッドオリヴィアは前走シャトーブランシュに0.2秒先着、4着シャトーブランシュは次走マーメイドS1着。イリュミナンスはマーメイドSで6着に終わりましたが、直線でごちゃついて脚を余しているんです。芝2000m[0−0−0−3]、芝1800m[2−1−3−2]。これらを考慮すると牝馬限定の芝1800m重賞なら通用するのでは。馬格のある牝馬でパワーがありますから洋芝は合うのでは。ハンデ戦で54キロ以下では[0−0−0−4]ですが、定量戦で55キロなら[2−1−1−0]で複勝率100%。前走から3キロ増は嫌われて人気がありませんが、この馬は55キロのときに走るんです。5番手前後から直線で抜け出すとみています。

新潟11R レパードS
大穴タマノブリュネット 3着(11人気)

大穴はタマノブリュネット。ダートでは[3−1−0−1]で前走川崎の1000万条件を勝ちました。レパードSは左回りの1000万条件を勝った馬が激走することが多いんです。中山ダ1800mで捲って2勝したように今日の馬場は合うのでは。流れが速くなって末脚の持続力を活かせる展開になると最後に突っ込んできます。

札幌11R 札幌記念
穴ディサイファ 1着(5人気)

穴はディサイファ。G2以下の芝2000mでは[3−4−3−3]、急坂のある中山を除くと[3−2−1−1]で4着以内を確保。G2では毎日王冠で0.1秒差の4着があります。今年は中日新聞杯を勝ち、レベルの高かったエプソムCで0.1秒差の2着に入りました。さらに力をつけていますから、G2で勝ち負けできるのでは。北海道では函館で2戦2勝。最終調教では絶好の動き&気配。四位騎手が内に潜り込んで上手く立ち回ると一発があるとみています。

小倉11R 小倉2歳S
穴レッドラウダ 3着(6人気)

穴はレッドラウダ。新馬戦は3着に負けましたが、かなり太めが残っていました。前走は4キロ絞れてもまだ太めでしたが、逃げて1分10秒9で楽勝しました。2着ウインクレドは次走逃げて1分9秒1で圧勝しましたから、レッドラウダも時計を詰められるのでは。今年の小倉2歳戦は時計が掛かっており、馬場が渋ったことで地力&パワーが問われそうです。レッドラウダは500キロを超える大型馬でパワーとスピードを兼ね備えたタイプ。内枠が不利でなくなりましたから、好位の内からしぶとい脚を使って粘り込むとみています。

阪神11R ローズS
穴タッチングスピーチ 1着(7人気)

穴はタッチングスピーチ。前走札幌で後方から物凄い脚で大外一気を決めました。春のレースぶりを考えると考えられない末脚。ディープインパクト産駒が覚醒したのでは。ローズSで勝ち負けできるとみた陣営はルメール騎手を確保。ルメール騎手は流れに惑わされない騎乗ができる騎手。末脚の威力を考慮して届く位置から持ってきます。前走条件戦を勝った勢いのある馬を重視します。

阪神11R シリウスS
穴アウォーディー 1着(3人気)

穴馬アウォーディーを狙います。1番人気のダノンリバティに勝つという意味での穴馬。前走オークランドRCTは休み明け、初ダートでしたが、大外を回ってメンバー最速の36.3秒で差し切りました。上がり2位を0.8秒上回りましたから、ダートの適性はかなり高いのでは。同厩の半妹アムールブリエは1000万条件から4連勝でエンプレス杯(G2)、ブリーダーズGC(G3)を連勝したように今勢いがある一族。アウォーディーは芝では2000m以上を使われており、距離が1F延びるのはプラス。過去8年で前走オークランドRCT勝ち馬は3番人気以内なら[3−0−0−0]で勝率100%。内枠に入ったため、前走と違うレースで直線で抜け出してくるとみています。

中山11R スプリンターズS
穴ウキヨノカゼ 3着(9人気)

大穴はウキヨノカゼ。芝1200mを使って2戦2勝。前走キーランドCで大外捲りを決めました。早めに大外から動いてメンバー最速の33.5秒で上がったように末脚の持続力と切れ味を兼ね備えています。レースのラスト3Fは11.8−11.4−11.4秒で最後までラップが落ちていないんです。この末脚の持続力がハイペースの展開にマッチするのでは。大外から早めに動いて四位騎手が持ってきます。

京都11R 秋華賞
穴マキシマムドパリ 3着(8人気)

大穴はマキシマムドパリ。春は馬体が432キロまで落ち込んだ馬が前走24キロ増で466キロまで回復しました。春とは全く違う馬体になっています。キングカメハメハ産駒で成長力があるのでは。これまで[2−2−3−1]でどんなレース、コース、流れになってもバテずに堅実に走るのが強み。私の経験ではこういう馬が3歳G1では3着あたりに激走するんです。幸騎手はスティルインラブで牝馬3冠を制した騎手。内枠から内をロスなく回って直線でバテない強みを発揮して粘り込むとみています。

東京11R AR共和国杯
穴メイショウカドマツ 2着(4人気)

穴馬メイショウカドマツを狙います。東京芝は[2−0−1−1]で重賞ではダイヤモンドS3着、目黒記念4着。2戦前の目黒記念は8枠17番から逃げて0.3秒差の4着に粘りました。2着レコンダイトとは0.1秒差。2頭とも目黒記念と同じ55キロで出走しますが、レコンダイトは1枠2番→3枠6番、メイショウカドマツは8枠17番→7枠14番。目黒記念は内が有利な馬場でメイショウカドマツは外枠スタートのため、前半脚を使っているんです。今回も外枠ですが、目黒記念よりは内。東京は馬場の内側が荒れて各騎手は内を避けていますから、メイショウカドマツは荒れていないギリギリのところを通ってマイペースで進めれば、直線でしぶとく粘るのでは。目黒記念は良馬場でしたが、今日は馬場が渋って上がりが掛かることもいいでしょう。早春Sで騎乗して逃げ切った蛯名騎手が逃げて粘らせるとみています。

京都11R みやこS
穴ロワジャルダン 1着(7人気)

穴はロワジャルダン。ダ2100mは[1−1−0−2]で取りこぼしていますが、ダ1700〜1800mは[4−1−0−0]で勝った4レースは上がりが最速。モンドクラッセと同様にロワジャルダンもまだこの距離でまだ底を見せていないんです。安達太良Sで負かしたイースターパレードがシリウスSを勝ったアウォーディーとオークランドRCTで接戦していますから、ロワジャルダンも重賞で通用するのでは。みやこSは内枠の馬が活躍する傾向がありますから、この枠もいいでしょう。人気はありませんが、好位の内でロスなく進めれば、最後に馬群を割って伸びてくるとみています。

中京11R 金鯱賞
穴ミトラ 1着(5人気)

穴馬ミトラを狙います。前5走中距離重賞を使われて[1−2−1−1]で中日新聞杯5着を除き3着以内を確保。中日新聞杯はトップハンデ57.5キロを背負って外枠から外々を回って差すレースになったことが堪えています。勝ったディサイファは同斤の57キロ、ミトラは1.5キロ減の56キロですから差は詰まるのでは。今秋の重賞ではオールカマーが高レベル。勝ったショウナンパンドラはジャパンC1着、2着ヌーヴォレコルトはエリザベス女王杯2着、5着マリアライトは同1着。ミトラは休み明けで3着に粘りました。前走福島記念は重馬場でトップハンデ57.5キロを背負って2着ならいいでしょう。好位の外から抜け出して粘り込むとみています。

中山11R カペラS
穴マルカフリート 3着(6人気)

穴馬マルカフリートを狙います。前走霜月Sは11番人気でしたが、最後方からメンバー最速の35.5秒で大外一気を決めました。9歳馬ですが、実力馬が復活してきたのでは。重賞では通用していませんが、今年のメンバーはOP特別レベルですから問題なし。叩き2戦目は[4−0−0−2]。56キロで出走できるのもいいでしょう。大外一気で一発があるとみています。

中山10R 中山大障害
穴エイコーンパス 2着(5人気)

穴はエイコーンパス。上位2頭の能力が抜けているため、既存勢力では割って入るのは難しいのでは。エイコーンパスは障害1戦1勝で前走の勝ち方が秀逸。休み明け、馬体16キロ増で直線で追うと一気に突き放して3馬身差で圧勝。この馬、障害センスかなりいいのではというのがそのときの印象。人気がないですから、道中は内で死んだふり。内を回ってジリジリと押し上げてくると一発あるとみています。

阪神11R 阪神カップ
穴ダンスディレクター 2着(5人気)

穴はダンスディレクター。前走CBC賞で0.1秒差の2着に入り、重賞で通用するメドを立てました。ビッグアーサーが前に行って直線で抜け出した場合、差し切るには強烈な末脚がないと無理。私は差し切る可能性があるのは、ダンスディレクターとみています。この馬は芝1400mで折り合ったときはG1級の末脚を繰り出すんです。休み明けでも走っていますし、調教も動いていますから、いきなり力を出せるのでは。流れが速くなってビッグアーサーが地力で抜け出した後に大外から強襲するとみています。

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