最近激走した穴馬

■最近激走した穴馬の予想コメント

中山11R ニュージーランドT
穴レッドアリオン 2着(3人気)

穴はレッドアリオン。人気のゴットフリートとエーシントップを脅かす存在という意味で穴馬にしました。前走好位から抜け出して3馬身半差で圧勝したように好位につけて切れる脚を使えるのが持ち味。これまでは差すレースをして善戦止まりが多かったですが、前走で陣営は持ち味が分かったのでは。出遅れずに好位につけて直線で叩き合いに持ち込めれば一発があるとみています。

阪神11R 桜花賞
穴アユサン 1着(7人気)

穴はアユサン。アルテミスSは大外からメンバー最速の33.5秒で鋭く伸びて半馬身差の2着。勝ったコレクターアイテムは1枠1番からロスなく回りましたが、アユサンは大外を回してコレクターアイテムの上がりを0.4秒上回っています。阪神JFは内を通った馬が有利な馬場で大外枠から大外を回って0.6秒差の7着。大外枠と初の右回りが堪えました。コレクターアイテムは阪神JFで0.2秒差の4着。アユサンがまともに走れば、阪神JF2着のクロフネサプライズと大きな差はないのでは。前走チューリップ賞は桜花賞の出走権を獲るために先行して3着を確保。クロフネサプライズに0.7秒差をつけられましたが、持ち味の切れ味を封印する乗り方でした。ここが勝負とみた陣営は栗東で攻めを強化して馬体を絞り込んでいます。調教後の馬体重は8キロ減。最終調教はこれまでにないスピード感のある走りでした。右回りの阪神芝1600mは2回経験しました。結果は出ませんでしたが、この時期の3歳牝馬は経験が大きいんです。丸山騎手が乗れないのは残念ですが、土曜の阪神牝馬Sでイチオクノホシを2着に持ってきたCデムーロ騎手ならいいでしょう。外からの差しが決まる馬場は大きなプラス。後方でタメて大外から鋭く伸びて一発があるとみています。

中山11R 中山グランドジャンプ
穴ブラックステアマウンテン 1着(8人気)

穴はブラックステアマウンテン。前走ペガサスジャンプSは3.7秒差の9着に終わりましたが、初コースで後方からついて回ってきただけでした。前に離されましたが、最後は外からしぶとく伸びて着順を上げました。4000m以上では[0−2−1−0]でスタミナは問題なし。今年はバアゼルリバーくらいしか勝ち馬をイメージできないメンバーでG3レベル。大障害コースで実績のある好調馬が何頭もいたら厳しいですが、今年のメンバーなら一発があるとみています。前走で学んだ陣営は前につけてスタミナを活かす乗り方をするはずです。

東京11R フローラS
穴ブリュネット 3着(9人気)

大穴はブリュネット。前走未勝利戦は3番手から抜け出して最後に流す強い内容。2着ゴドリーは昨日の未勝利戦で強い勝ち方をしました。走法的に左回りが合うはずです。前走距離を延ばして好位からしぶとい脚を使いました。重馬場である程度前につけて粘り込むとすれば、こういうタイプなのでは。内枠もいいでしょう。福永騎手が好位で死んだふり。直線でしぶとく伸びて粘り込むとみています。

東京11R 青葉賞
穴ヒラボクディープ 1着(7人気)

大穴はヒラボクディープ。前走水仙賞は2番手から抜け出して勝ちパターンに持ち込んだシャイニーリーヴァを差し切って勝ちました。ストライドが大きく中山より東京向きですが、レースが上手くなって中山をこなせるようになっています。2戦前のゆりかもめ賞4着は直線で前が詰まって最後方まで下がり、最後も前が詰まって脚を余しました。4着に終わりましたが、東京芝2400mでやれるメドは立ったのでは。好位の内でタメて直線で切れる脚を使えるレース巧者。青葉賞では中団より前につけた馬が穴をあけています。アドマイヤスピカとレッドレイヴンは外枠、多頭数で外から差しレースをしますが、ヒラボクディープは内枠に入ったため、内をロスなく回れそうです。流れは速くなりませんから、外から差す2頭に勝つ可能性があるのでは。青葉賞で乗れている蛯名騎手が好位の内から持ってきます。ゆりかもめ賞4着と追い切り前の放馬で実力より人気を落としている今回が狙い目です。

京都11R 京都新聞杯
穴ジャイアントリープ 3着(11人気)

大穴はジャイアントリープ。前走山桜賞はミエノワンダーに2馬身差をつけられましたが、直線で前が詰まって追い出しが遅れるロスがありました。直線が短く急坂のある中山で追い出しが遅れるのは致命的。2馬身差でも力負けではありません。京都芝では2戦して4、1着ですが、2戦とも上がり3Fはメンバー最速でした。京都芝で2戦とも上がり最速というのはキズナと同じ。要するに直線が平坦の京都が合うんです。スタートが遅いですから距離が延びるのはプラス。母父エルコンドルパサー、祖母ファビラスラフィンからスタミナを受け継いでいます。キズナがウインアルザスを早めに捕まえに行く展開になると最後にジャイアントリープが突っ込んでくるとみています。

東京11R ユニコーンS
穴サウンドトゥルー 3着(8人気)

穴はサウンドトゥルー。前走東京ダ1600mの500万条件を中団からメンバー最速タイの36.5秒で差し切り3馬身差で圧勝しました。ダ1400mで2着が3戦続いた馬が距離1F延長で前2戦より速い上がりで圧勝したことに注目。これは1600mの適性が高いことを示しています。勝ちタイムは1分38秒0ですから、時計を詰める必要がありますが、ダ1400mで厳しいレースを経験してきましたから詰められるのでは。中団の内でタメて直線で捌ければ、切れる脚を使って伸びてくるとみています。大野騎手で人気がない点が魅力。

阪神11R 宝塚記念
穴ダノンバラード 2着(5人気)

穴はダノンバラード。阪神&京都では[3−2−3−0]で複勝率100%。芝2000mでは[3−0−6−3]で3着が多いですが、芝2200〜2400mは[1−1−0−0]で日経新春杯2着、AJC杯1着でG2で連対を確保。どちらも6、7番手から4コーナーで2、3番手に押し上げて直線でしぶとい脚を使っています。芝2000mを中心に使われていますが、距離は2200〜2400mが合っているのでは。阪神芝は[1−0−1−0]、稍重以上の芝戦では[2−1−1−1]で4着以内を確保。G1は1戦して皐月賞3着があり、5着ナカヤマナイト、7着トーセンラーに先着しています。今回は阪神芝2200mで良発表でも渋った馬場状態。川田騎手は阪神芝2200mを得意にしており、ズブい馬をビシッと追って本気にさせるのが上手い騎手。上位3頭は強いですが、一発があれば条件が揃ったダノンバラードとみています。

東京8R 東京ジャンプS
穴アポロマーベリック 1着(4人気)

穴馬アポロマーベリックを狙います。2戦前の障害未勝利を3分10秒3の好タイムで7馬身差で圧勝しました。データ的にこのタイムで走れれば、オープンでも通用します。前走は5着に終わりましたが、位置取りが後ろ過ぎただけで最後までしぶとい脚を使っています。大型馬の休み明けで馬体が増えていたことも堪えたのでは。好位で流れに乗れれば、直線で抜け出して一発があるとみています。

[Home]