シリウスS
レース回顧
ヴァルツァーシャルは11番枠から馬込みの9番手を進み、直線で馬群に突っ込むとメンバー2位タイの36.4秒で抜け出してレースを制した。勝ちタイムは2分5秒3。ダイシンピスケスが逃げて前半5F62.8秒、後半5F62.5秒、上がり37.1秒、ラップは12.1−12.3−12.7秒。中盤に13.6−13.1秒と緩み、前に行った馬も粘れる展開になったが、1、2位の上がりを繰り出した馬が1、3、4着に入った。
ヴァルツァーシャルは58.5キロを背負って5番人気で優勝。2走前の平安Sでは内から馬群を捌いて2着に入ったが、3戦連続で騎乗した斎藤新騎手が馬群で進めて持ち前の勝負根性で抜け出してきた。24年マーチS以来となる重賞2勝目。高木厩舎のダート馬はウシュバテソーロのように高齢になってもパフォーマンスが落ちない馬が多い。距離をこなして賞金を加算したことで今後は帝王賞、JBCクラシックなどが視野に入る。
ルシュヴァルドールは押して3番手につけ、メンバー5位タイの37.0秒で上がってクビ差の2着。前2走15、15着に惨敗した馬が休み明けで13番人気で激走した。矢作厩舎の管理馬は前走惨敗から巻き返す馬が多い。ダート1800m以上で4コーナーで3番手以内につけたときは[3−1−2−1]で60キロを背負ったレグルスS15着を除き3着以内を確保。ダートで前に行って粘らせるのが上手い坂井騎手が粘らせた。
マイノワールは12番枠から12番手を進み、勝負どころで大外から8番手に押し上げるとメンバー2位タイの36.4秒で上がってクビ+クビ差の2着。大外から鋭く伸びてきたが、外を回ったぶん届かなかった。中団の外につければ、末脚の威力で突っ込めるとみて穴馬で狙ったが7番人気で激走した。笹田厩舎のマインドユアビスケッツ産駒でトッピボーンの半兄。重賞初挑戦でメドの立つ走り。次走はみやこSあたりになりそうだ。
ハピは5番枠から12番手の内を進み、直線で外に持ち出すとメンバー最速の36.3秒で上がって0.1秒差の4着。これで三宮S、名古屋城Sに続き3戦連続で3着。好位につけると伸び切れず、後方でタメると届かないレースが続いている。22年のチャンピオンズCで3着に入った7歳馬。乗り方次第で馬券圏内がある。
ギュルヴィは2番手からメンバー8位タイの37.3秒で上がって0.3秒差の5着。[4−5−1−1]の成績から2番人気に支持され、武豊騎手が先行したが、13番人気のルシュヴァルドールとの叩き合いに敗れた。ダートで走る馬が多い大久保龍厩舎の管理馬。次走はOP特別で賞金加算を狙うことになりそうだ。
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