ローズS
レース回顧

モンローウォークは7番枠からスタートを決めて2番手につけ、直線で馬なりのまま先頭に立ち、軽く仕掛けるとメンバー最速タイの34.1秒で後続を引き離し3馬身差で圧勝した。勝ちタイムは1分44秒5(良発表も直前に雨)。戸崎騎手は鞭を入れておらず、抜け出してからは流す余裕があった。ファストフォワードが逃げて前半5F58.9秒。上がりは34.2秒、ラップは11.3−11.2−11.7秒。2F目から最後まで11秒台のラップが続く持続力が問われるレースになった。

モンローウォークは単勝1.9倍に支持され、2番手から抜け出す正攻法のレースで重賞初制覇を飾った。新馬戦は3馬身差、八雲特別は2馬身差、かもめ島特別は3馬身半差、ローズSは3馬身差。デビューから全て圧勝で4連勝。調教が3歳牝馬としては破格の動きだったが、あらためて能力がG1級ということを示した。馬場を問わず先行して速い上がりを繰り出せるため死角がない。上村調教師が騎手時代に騎乗していたサンレイズスズカを超えるレベルに到達する可能性がある。次走は秋華賞。競馬に絶対はないことを付け加えておく。

エンネは2番枠から4番手を進み、メンバー4位の34.4秒で上がって0.5秒差の2着。直線でモンロウォークの後ろから追いかけたが、逆に引き離された。これまで3戦は最速上がりで追い込むレースが続いていたが、秋になって心身ともに成長し、ブリンカーをつけたこともあり、スタートを決めて好位で流れに乗ることができた。モンローウォークが強過ぎたが、例年なら勝ち負けできるレベルの走りをしている。直前の雨はモンロウォークに味方したのではないか。相馬眼ニュースで取り上げた馬。本番の秋華賞に向けて準備はできた。

イクシードは出遅れて11番手を進み、大外からメンバー最速タイの34.1秒で上がって0.7秒差の3着。スタートが遅くルメール騎手が押しても進んで行かず、直線だけのレースになった。イクイノックスの全妹がフラワーCと同様に最速上がりで3着に突っ込んだが、まだ緩さがあり直線では何度も手前を替えていた。秋華賞の権利を獲れたが、陣営は無理させない方針。今後の成長を待ちたい。

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