セントライト記念
レース回顧

ジャスティンシカゴは7番枠から内ラチ沿いの3、4番手を進み、直線で内から3頭目の狭いところを割るとメンバー4位タイの34.2秒で抜け出してレースを制した。勝ちタイムは2分14秒0(稍重)。ウェイクフィールドが逃げて前半5F62.5秒、後半5F58.8秒、上がり34.5秒、ラップは11.5−11.4−11.6秒。中花に流れが緩み、人気のゴーイントゥスカイ、バステールが後方でタメたことで好位につけた2頭で決着した。

ジャスティンシカゴは3コーナー過ぎに原騎手の手が動いたが、4コーナーで手応えが良くなると直線で馬群を割って抜け出した。前走東京芝2000mの1勝Cを2分1秒0で逃げ切った馬が12番人気で重賞初制覇を飾った。プリンシパルSで2着に入ったときに原騎手が心肺機能の高さを感じ、長距離が合うと進言したようだ。宮田厩舎のスワーヴリチャード産駒。リファール5×5、リバーマン5×5の血が開花してきた。菊花賞で原騎手がG1初制覇なるのか楽しみだ。

サヴォアフェールは4、5番手の外からメンバー7位の34.3秒で上がって0.2秒差の2着。前を射程圏に入れて進め、4コーナーで外から動いて勝ちに行ったが、内でタメていたジャスティンシカゴに切れ負けした。1、2勝Cを4、2番手から抜け出して勝ってきたように自在性が増し、レースが上手くなってきている。直前まで4番人気だったが、最後に大量投票があり2番人気になった。松山騎手は今年重賞8勝、8月16日以降の重賞は[3−3−0−0]で絶好調。騎手の世代交代は進んでいる。次走は菊花賞。杉山晴厩舎はロブチェンと2頭出しになる。

アウダーシアは2番枠から10番手の外を進み、勝負どころで大外から押し上げるとメンバー最速タイの34.0秒で上がって0.3秒差の3着。スプリングSを勝ったときのように大外から強引に捲ったが、いい脚を長く使って3着まで追い上げた。父キズナ、母リリーノーブル(オークス2着馬)、母の父ルーラーシップ。ダービーは位置取りが後ろ過ぎて11着に終わったが、距離延びて良さが出そうなタイプ。次走は菊花賞。

アスクエジンバラは2番手を進み、勝負どころで先頭に立つとメンバー11位タイの34.8秒で上がって0.3秒差の4着。岩田康騎手が積極的なレースをしたが、最後までしぶとく粘っていた。岩田康騎手は今日のレース内容は次に繋がると思うとコメント。リオンディーズ産駒で母の父はマンハッタンカフェ。ダービーは好位から伸び切れず10着に終わったが、さらに距離が延びる菊花賞で真価を発揮するか。

ゴーイントゥスカイは出遅れて14番手から4コーナーで11番手に押し上げ、メンバー最速タイの34.0秒で上がって0.4秒差の6着。向こう正面でラップが12.9−13.3−12.7秒に落ち、勝負どころでアウダーシアは仕掛けて上がって行ったが、武豊騎手はその後ろでタメていた。武豊騎手は「向正面で動けなくもなかったが、次を考えると動きづらかった」とコメント。本番前のトライアルでお茶を濁したが、武豊騎手が強気になれない何かがあるのだろう。過去10年の菊花賞でセントライト記念4着以下は[1−1−0−16]で不利があって13着のタイトルホルダーが1着、9着のクリンチャーが2着。

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