チャレンジC
レース回顧

ジョバンニは15番枠からスタートを決めて5番手の外を進み、4コーナーで先頭に並びかけるとメンバー4位タイの34.6秒で差し切ってレースを制した。勝ちタイムは1分57秒6。ジーティーダーリンが逃げて前半5F59.4秒。後半5F58.2秒、上がり34.9秒、ラップは11.7−11.5−11.7秒。開幕日の馬場で後半6Fが全て11秒台。ハンデG3でも末脚の持続力が問われるレースになり、トップハンデ58キロを背負った2頭で決着した。

ジョバンニは15番枠から5番手で流れに乗れたことが大きかった。勝負どころで早めに動いて力で捻じ伏せたようにハンデG3では能力が上なのだろう。重賞で2着が4回ある4歳牡馬が3番人気で重賞初制覇。これで国内芝2000mは[2−5−0−1]、G2以下では[2−4−0−0]。松山騎手は今年重賞8勝目。8月16日に中京記念からチャレンジC翌日のセントライト記念まで6戦連続重賞連対となった。杉山晴厩舎は47勝でリーディングトップ、今年重賞5勝目となった。

カラマティアノスは馬込みの7番手を進み、4コーナーで外に出すとメンバー2位の34.3秒で上がってクビ差の2着。ルメール騎手が4コーナーで外に出してジョバンニの後ろから追って一瞬差し切りそうだったが、ジョバンニが相手が来るとひと伸びして抜かせなかった。中山金杯を勝ち、中山記念で2着に入ったが、エプソムC6着、七夕賞7着でルメール騎手でも9番人気の低評価だった。良馬場の芝1800〜2000mは[2−3−2−2]で重賞では[1−3−0−2]。この条件で注意したい。

ジーティーアダマンは5番手を進み、直線でスペースがなく最内に突っ込むとメンバー7位の34.8秒で上がって0.2秒差の3着。前走小倉記念は外を回って0.5秒差の6着に終わったが、乗り替わった岩田望騎手がロスなく回って内を突いて5番人気を持ってきた。高速ラップの持続力が優れた馬。後半6Fが全て11秒台のレースになって持ち味を発揮した。レースを使いながら少しずつパフォーマンスを引き上げている。

マリアイリダータは12番手を進み、4コーナーから直線で外に出すとメンバー最速の34.1秒で上がって0.2秒差の4着。3連勝した条件戦は道中7、5、5番手につけたが、今回は坂井騎手が後方に控え、直線だけのレースになった。中団につければ勝ち負けできたのではないか。今年の芝重賞で坂井騎手は差し追い込みでは[0−1−2−13]で1連対のみ。エリザベス女王杯に向けて賞金を加算できなかったのは痛い。

マテンロウゲイルは2番手から4コーナーから先頭に立ち、メンバー11位の35.3秒で上がって0.4秒差の5着。勝負どころで前に3頭が並んで激しいレースになり、直線で伸び切れなかったが、前に行った馬の中では最先着。結果的に若葉Sのように好位の内でタメるレースの方が良かったか。休み明けで馬体が12キロ増えていたが、ほとんどが成長分。パドックでは春より馬体が成長して大きく見せていた。

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