新潟記念
レース回顧
ゾロアストロは6番手の内を進み、メンバー最速の33.8秒で差し切ってレースを制した。直前に大雨が降り出し、勝ちタイムは1分59秒6(稍重)。サヴォーナが逃げて前半5F60.6秒。後半5F59.0秒、上がり34.2秒、ラップは11.0−11.2−12.0秒。各馬が荒れた内を避けて進み、中盤に流れが緩んで上がり勝負になった。ゾロアストロは各馬が内を空けた中で最内を進み、直線で内から抜け出した。3歳馬が古馬を相手にハンデ55キロを背負い2番人気で優勝。東スポ杯2歳S2着、きさらぎ賞を勝った3歳馬が世代レベルの高さを示した。7月26日以降の重賞で岩田望騎手は3番人気以内では[4−1−0−0]で絶好調。次走は天皇賞(秋)に直行することになりそうだ。
ロデオドライブは道中4番手を進み、メンバー4位タイの34.0秒で上がって頭差の2着。直線で前が壁になっておえず、ラスト1Fを過ぎてから外に出しながらスペースを見つけると最後に鋭く伸びてきた。デビューから全て芝1600mを使ってきた馬が、初の古馬相手、初の芝2000mでパフォーマンスを引き上げた。直線でスムーズなら勝っていたかもしれない。同じ3歳のゾロアストロより2キロ重い57キロを背負っていたことを考えると強い内容。天皇賞(秋)が視野に入るが、レース後に右前脚繋靭帯脚部の軽度炎症が判明した。次走は状態面次第になる。
ダノンシーマは4番手からメンバー2位タイの33.9秒で上がって頭+頭差の3着。直線で自分のスペースを確保して川田騎手が追ったが、最後まで伸び切れなかった。3歳馬2頭に切れ負けしたが、直前の大雨で時計、上がりが掛かったことがマイナスに働いたこともある。これで阪神大賞典、目黒記念、新潟記念と3戦連続で3着。白富士Sを1分57秒0で勝った馬で天皇賞(秋)が目標になるが、賞金的に出走は厳しそうだ。
アーバンシックは8番手からメンバー4位タイの34.0秒で上がって0.3秒差の5着。直線で外から伸びてきたが、最後までジリジリとした伸びだった。休み明けで59キロを背負っていたが、菊花賞を勝ったG1馬だけに物足りなさが残る。パドックで馬体、気配は悪くない。もう少し長い距離で上がりが掛かるレースになれば復活があってもおかしくない。11月13日のバーレーン国際T(G1、芝2000m)に登録する予定。
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