京王杯SC
レース回顧
ワールズエンドは8枠16番からスタートを決めて前半3F34.1秒で逃げ、メンバー13位タイの33.4秒で上がってレースを制した。勝ちタイムは1分18秒9。前半5F56.5秒、ラスト3Fは11.0−10.9−11.5秒。重賞ではアーリントンC4着、スワンS(1人気)8着に終わっていたが、ベストの左回りの芝1400mで3番人気で重賞初制覇を飾った。これで左回りは[2−2−0−0]で芝1400mは[2−0−0−0]。4走前の新潟日報賞で58キロを背負い、逃げて1分19秒1で3馬身半差で圧勝したのはダテではなかった。芝1600mは[3−3−0−1]でリゲルSで1分31秒9で走ってランスオブカオスにクビ差の2着がある。次走は安田記念に向かう予定。
セフィロは道中8番手を進み、直線で外に出すとメンバー3位タイの32.6秒で上がって頭差の2着。前走愛知杯で13番人気で3着に入った馬が14番人気で2着に入った。直線で大きく外に寄れており、まっすぐ走っていれば際どかったかもしれない。アイルランドTで15番手から最速の32.2秒で上がって0.4秒差の5着に入った後に次走の狙い馬で取り上げた馬。もう少しいい位置につけられるようになればOP特別、重賞で通用すると記したが、3走前に睦月Sで中団の後ろ、愛知杯で中団、今回は中団と位置が取れるようになっていた。中団につけて32秒台で上がったように地力が強化されている。次走安田記念に使ってくるか。
マイネルチケットは7番手からメンバー9位タイの33.1秒で上がって0.3秒差の3着。直線で外のセフィロと一緒に伸びてきたが、最後は切れ負けした。これで芝1400mは[1−1−1−2]、東京芝1400mは[1−1−1−0]で京王杯2歳S2着がある。1分19秒2で走ってパフォーマンスを引き上げている。ひと息入れたが、気温が上がったこともあり、馬体が14キロ絞れていた。次走は芝1400mのパラダイスS、安土城Sあたりか。
ラケマーダは5番手から13位タイの33.4秒で上がって0.5秒差の4着。最低18番人気がテン乗りの原騎手で善戦した。芝1400mでは安土城Sを1分20秒3で勝ち、オーロCを1分20秒1で走って0.2秒差の3着があるが、近走不振で全く人気がなかった。得意の芝1400mならこれくらい走れるのだろう。今年の重賞で原騎手は[2−1−0−10]で単勝回収率433%、複勝回収率233%。今回は過去のレースを全て見て前めにつけてひと踏ん張り差せるのがベストとみて5番手につけたようだ。
ファンダムは13番枠から2番手につけたが、直線で伸び切れず0.6秒差の8着。上がりはメンバー16位の33.9秒。ルメール騎手が逃げたワールドエンドをマークして2番手につけ、直線で目一杯追ったが、逆に突き放された。前半5F60.5秒の毎日杯では最速の32.5秒でガツンと伸びたが、短距離で速い流れになるとさらにギアチャンジしてスピードアップするのは難しそうだ。芝1600mは[2−0−1−0]。直線が長い左回りは合わない感はあるが、次走は関屋記念、または京成杯AHあたりか。
ダノンセンチュリーは11番手からメンバー7位タイの33.0秒で上がって0.6秒差の9着。芝1600mの条件戦を1、3、1位の上がりで3連勝してきたが、前半5Fは59.1秒、59.9秒、60.5秒の緩い流れだった。今回は初の芝1400mで前半5F56.5秒。能力&末脚の威力はあるが、今回は初めての速い流れに戸惑ったぶんもあるのだろう。来年の安田記念に向けて賞金を加算していきたい。
ウイントワイライトは離れた最後方からメンバー最速の32.1秒で上がって0.9秒差の16着。東京芝1400mは3戦3勝で上がりは2、1、1位で32.9秒、32.5秒、33.1秒だったが、離れた最後方からのレースで全く競馬にならなかった。これで芝では8戦して4戦が上がり最速、4戦が2位。小柄な牝馬でも絶対能力が高く、末脚の威力を兼ね備えている。自在性が増せば来年の京王杯SCは勝ち負けできる。
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