マイラーズC
レース回顧
アドマイヤズームは5枠9番から2番手につけ、メンバー9位タイの33.3秒で抜け出してレースを制した。勝ちタイムは1分31秒7。ショウナンアデイブが逃げて前半3F34.3秒、58.3秒、上がり33.4秒、ラップは11.1−10.8−11.5秒。開幕週の高速馬場で中盤に流れが緩んで上がり勝負になり、内をロスなく回ってきた3頭で決着。土曜の2勝Cは前半3F33.7秒、5F57.0秒、上がり34.6秒で差し追い込み馬で1分31秒6で決着。高速馬場で流れが緩み、前に行った有利なレースになった。
アドマイヤズームはスタートを決めて2番手につけ、直線で抜け出して快勝。京都の朝日杯FSを2馬身半差で圧勝した馬がテン乗りの武豊騎手で1番人気に支持され復活Vを飾った。長期休み明けだったが、調教診断で1位評価したように調教の動き、気配が一変していた。ようやく本来の調子に戻ったのではないか。京都芝外1600mでは2戦2勝。直線が平坦な京都は合っている。武豊騎手の2日連続JRA重賞制覇は19年ぶりとなった。次走は安田記念に向かう予定。今回とはメンバーレベルが違うが、どこまで踏ん張れるか。
武豊騎手が2日連続JRA重賞制覇となった19年前の京阪杯は◎サンアディユ1着、JCダートは◎ヴァーミリアン1着、今回の青葉賞は◎ゴーイントゥスカイ1着、マイラーズCは◎アドマイヤズーム1着。重賞で武豊騎手を本命することは少ないが、朝日杯FS初制覇となった◎ドウデュースといい、重賞を勝つときは本命にしていることが多い。アドマイヤの近藤利一氏とは確執があったが、馬主が近藤旬子氏になって騎乗機会が増え、今回は重賞3勝目。天皇賞(春)ではアドマイヤテラに騎乗する予定。
ドラゴンブーストは1枠1番から内ラチ沿いの6番手を進み、直線で内からメンバー4位タイの33.0秒で上がって0.1秒差の2着。穴馬が9番人気で激走した。丹内騎手が直線でアドマイヤズームの外に持ち出し、ガツンと追って持ってきた。メンバーレベルが低かったデイリー杯2歳Sの2着馬だが、ディセンバーS1着、大阪城S1着、マイラーズC2着と地力が強化されている。前走大阪城Sは内から一瞬のうちに突き抜けるインパクトのあるレースだった。粗削りだが勝負根性があり、最後まで諦めない。次走は安田記念に向かう予定。
ベラジオボンドは4枠7番から内ラチ沿いの3番手につけ、メンバー7位タイの33.2秒で上がって0.1秒差の3着。2着ドラゴンブーストとはハナ差。先行して新春Sを1分32秒8、六甲Sを1分32秒0で連勝した馬が1分31秒8で走ってパフォーマンスを引き上げた。これで芝1600mは[3−0−2−0]。休養を挟みながら大事に使われた馬がようやく本格化してきた。次走はしらさぎSあたりになりそうだ。
オフトレイルは1枠2番から内ラチ沿いの12番手につけ、メンバー2位タイの32.9秒で上がって0.2秒差の5着。道中ドラゴンブーストの後ろにいたが、直線で前が壁になって追えずに脚を余した。直線でスペースがあれば際どいレースになったかもしれない。開幕週の高速馬場で前残りのレースになったことが堪えたが、他馬より1キロ重い58キロを背負って内容は悪くない。直線が平坦なコースでは堅実に走っている。
シックスペンスは8枠16番から9番手の外につけ、メンバー9位タイの33.3秒で上がって0.4秒差の7着。勝負どころから直線で外にランスオブカオスがいて外に出すのに手間取ったが、出してからは鋭く伸びてきた。開幕週の高速馬場で内を通って前につけた馬が有利な馬場で8枠から外を回って外から差す形では厳しかった。それでも久々のマイル戦で高速決着に対応し内容は悪くない。次走は安田記念になりそうだ。
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