フローラS
レース回顧
ラフターラインズは伸び上がるようにスタートして後に9番手につけ、直線で外に持ち出すとメンバー最速タイの32.8秒で差し切ってレースを制した。勝ちタイムは1分59秒3。スタニングレディが逃げて前半5F61.3秒。後半5F58.0秒、上がり33.6秒、ラップは11.3−11.2−11.1秒で尻上がり。エアレーションをした外差しが決まりやすい馬場で外から最速上がりを繰り出した人気馬2頭で決着。
ラフターラインズはスタート後にレーン騎手が上手くフォローして中団の後ろを進み、4コーナーから直線でスムーズに外に持ち出すと強烈な末脚で差し切った。きさらぎ賞で出遅れて最後方から7番手に押し上げ、最速の32.8秒で上がって3着に入った馬が1番人気で重賞初制覇を飾った。これでデビューから[2−1−2−0]で上がりは全て最速。サンデーRのアルアイン産駒。次走オークスでもチャンスがありそうだ。
エンネは大外13番枠から10番手の外を進み、大外からメンバー最速タイの32.8秒で上がって0.2秒差の2着。デビュー戦の未勝利戦で強烈な末脚で差し切った馬が不利な大外枠を克服して2着に入り、オークス出走権を獲得した。未勝利戦で並の馬では届かない位置から差し切ったのはやはりダテではない。吉岡厩舎のキズナ産駒でファントムシーフ、ディスペランツァの半妹。相馬眼的に評価できる馬。予想に書いたがオークス馬になる可能性がある。
リアライズルミナスはハナを切った後に4番手に控え、メンバー5位タイの33.4秒で上がって0.3秒差の3着。最後までしぶとく伸びたが、外から伸びたエンネに切れ負けした。未勝利戦で最速の33.7秒で追い込んで2着に入り、前走未勝利戦で2番手から3位の34.9秒で抜け出したように地力と決め手を兼ね備えたタイプ。流れが緩んで決め手勝負に傾き過ぎたことが堪えた。オークスの優先出走権は2着まで。
ラベルセーヌは2番枠から内ラチ沿いの6番手を進み、メンバー5位タイの33.4秒で上がって0.6秒差の5着。前半頭を上げて折り合いを欠き、4コーナーから直線で外に出せずに前が壁になり、内に切れ込みながら馬群を捌いて伸びてきた。キャリア1戦で若さを出し、荻野極騎手も上手く乗れなかった。運動神経が良く、末脚に持続力があるタイプ。能力に馬体の造りが追いついてくれば、牝馬限定重賞戦線に乗ってくる。
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