愛知杯
レース回顧

アイサンサンは大外18番枠からハナを切って前半3F33.9秒で進み、メンバー12位タイの34.2秒でソルトクィーンの激しい叩き合いを制した。勝ちタイムは1分19秒6。昨年の愛知杯は前半3F32.7秒のハイペースでワイドラトゥールが大外一気が決めたが、今年は流れが緩んで前残りになった。アイサンサンは前走戎橋S(3勝C)を逃げて1分20秒4で勝ったが、高速馬場の中京でパフォーマンスを引き上げ、12番人気で重賞初制覇を飾った。

エリザベス女王杯を制したアカイイトの全妹。橋田宜長調教師(37歳)は橋田満元調教師の息子。JRA初勝利が開業19日目での重賞制覇となった。幸騎手の「怪我が続いて心が折れそうになったこともありましたが、こうして重賞を勝たせていただいて、また頑張ろうと思いました」というコメントは泣けた。アイサンサンは芝1600m[3−1−1−1]で昨年の鷹巣山特別(2勝C)を1分32秒0で勝っている。次走はヴィクトリアマイルでG1獲りを目指す。

ソルトクィーンは4枠8番から5番手につけ、メンバー9位タイの33.8秒で上がって頭差の2着。直線で一旦アイサンサンを交わしたが、最後に差し返された。前日8番人気で穴馬で狙ったが、直前に人気になり5番人気になった。昨年のターコイズSはドロップオブライトに頭+頭差の3着に入ったのは、やはりダテではなかった。中京芝1400m[2−3−0−1]で安定して走っている。賞金を加算できたが、ヴィクトリアマイル出走は厳しいか。京王杯SCに使ってきそうだ。

セフィロは馬込みの9番手を進み、メンバー4位タイの33.6秒で上がって0.2秒差の3着。近走善戦止まりが続いていた馬が13番人気で激走した。追い込んで届かないことが多いが、今回はブリンカーをつけたことが良かったのか、中団で流れに乗れていた。最速上がりを連発しており、末脚の威力は相当。好走しても人気にならないため、またどこまで穴をあけそうだ。

ワイドラトゥールは7枠15番スタートから14番手を進み、メンバー2位の33.2秒で追い込んで0.2秒差の4着。昨年は前半3F32.7秒のハイペースでメンバー2位の34.6秒で大外一気を決めたが、今年は流れが緩んでメンバー2位の33.2秒で上がっても前に追いつけなかった。昨年は16番枠で55キロ、今年は15番枠で56キロ。斤量1キロ増が微妙に影響したか。芝1400mで北村友騎手では[3−1−0−0]。次走は北村友騎手で京王杯SCか。

チェルビアットは8番手からメンバー9位タイの33.8秒で上がって0.2秒差の5着。3コーナーでレディマリオンと接触してバランスを崩し、少し下がったことが堪えた。2着とはタイム差なしだけにそこがスムーズなら馬券圏内があったかもしれない。昨年のNHKマイルCで1分31秒7で走って頭差の2着に入った馬。次走はヴィクトリアマイルに出走したいが、賞金的に出走は厳しそうだ。

ウイントワイライトは伸び上がるようにスタートして15番手を進み、大外からメンバー最速の33.1秒で追い込んで0.3秒差の7着。スタートが遅く後方から追い込むレースになることが多いが、今回も出遅れて追い込むレースになった。末脚に威力があり、1、2位の上がりを連発しているが、出遅れ癖をクリアできない状態が続いている。クリアできれば、牝馬限定重賞を勝てそうだ。

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