フラワーC
レース回顧
スマートプリエールは道中7番手の外を進み、直線で外からメンバー6位タイの34.0秒で差し切ってレースを制した。勝ちタイムは1分48秒3。ロンギングセリーヌが逃げて前半5F61.2秒のスローペース。後半5F59.4秒、上がりは34.9秒、ラップは11.8−11.6−11.5秒で尻上がり。スマートプリエールはテン乗りの原騎手が中団で流れに乗り、直線で外から差し切った。これで右回りの芝1800m[2−0−2−0]。札幌の未勝利戦を圧勝し、札幌2歳Sで3着に入った馬が6番人気で重賞初制覇を飾った。7年目の原騎手も重賞初制覇となった。大久保龍厩舎のエピファネイア産駒で母はスマートレイアー。7戦しているがタフな馬で使い込んでも調子が落ちない。次走は桜花賞に向かう予定。
ロンギングセリーヌは前半5F61.2秒のスローペースで逃げ、メンバー14位タイの35.0秒で上がって半馬身差の2着。同日の館山特別(2勝C)は逃げたダノンジャイアンが1分46秒6で勝ったが、前半5F60.5秒、後半5F57.7秒。フラワーCは前半5F61.2秒、後半5F59.4秒。3歳牝馬限定戦とはいえ、ラップを見るとレベルが低い。ロンギングセリーヌは前走菜の花賞(前半5F59.8秒)で3着に終わったが、これで芝1800mでは全て逃げて[1−2−0−0]。距離1F延長、スローペースを味方に9番人気で激走した。
イクシードは出遅れて後方を進み、大外からメンバー最速の33.6秒で追い込んで0.1秒差の3着。2着とはハナ差。大外から強烈な末脚を繰り出したが、さすがに後方から大外ブン回しでは届かなかった。それでもイクイノックスの全妹が能力を示した。ルメール騎手は「ストライドが大きく加速に時間がかかるため、広いコースのほうが合う」とコメント。今後はフローラSからオークスを目指すことになりそうだ。
アメティスタは13番枠から3番手につけ、メンバー9位の34.6秒で上がって0.1秒差の4着。4コーナーでアーリーハーベストが外に膨れた煽りを受けて外に振られたことが堪えた。そこがスムーズなら際どいレースになっていたのではないか。賞金を加算できなかったため、今後はフローラSからオークスを目指すことになりそうだ。
カラペルソナは10番手の外からメンバー5位の33.9秒で上がって0.1秒差の5着。外枠から流れに乗れず、位置取りが後ろになったことが堪えた。直線で外からしぶとく伸びてきたが、勝ったスマートプリエールとは位置取りの差、3着イクシードとは決め手の差が出た印象。エンジンの掛かりが遅いため、直線が長いコースの方が合っている。次走はフローラSになりそうだ。
ゴディアーモは出遅れた後によられて11番手の内を進み、メンバー8位の34.1秒で上がって0.2秒差の7着。直線で内を突いたが、前が壁になって目一杯に追えなかった。新馬戦は2番手から早めに先頭に立って勝ったが、今回は出遅れて位置取りが後ろになったことが堪えた。運動神経が良さそうな小柄な牝馬。まともに走れば巻き返してくる。
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