金鯱賞
レース回顧
シェイクユアハートは道中11番手を進み、直線で外からメンバー最速の33.5秒で差し切ってレースを制した。勝ちタイムは1分58秒1。ホウオウビスケッツが逃げて前半5F60.4秒の緩い流れ。後半5F57.7秒、上がり35.1秒、ラップは11.6−11.7−11.8秒。開幕週の馬場で流れが緩んで後半5Fが全て11秒台の高速ラップの持続力勝負になった。後半5Fが速く後方から差すのは厳しいレースになり、2〜6着には中団より前につけた馬が入った。
シェイクマイハートは11番手の外から強烈な末脚で差し切ってハナ差で優勝。最後はギリギリだったが、同コースの中日新聞杯を1分57秒6で勝った馬が8番人気で重賞2勝目を挙げた。後半5F57.7秒と速く、後方から差すのは難しい展開で差して勝ったことを評価したい。ハーツクライ産駒の6歳馬。ここにきてかなり地力が強化されている。芝2000mは[5−7−4−4]、23年12月以降は[3−7−3−1]で複勝率93%。次走は大阪杯でG1獲りを目指す。
ジョバンニは3枠3番からスタートを決めて先頭に立った後に3番手に控え、メンバー9位の34.5秒で上がってハナ差の2着。出遅れて位置取りが悪くなって負けることが多いが、今回はゲート練習をした成果が出てスタートを決めて好位の内で流れに乗れたことが大きかった。これで金鯱賞で4歳馬は10年連続で連対を確保。今年は4歳馬がジョバンニしかいなかった。芝2000mは[1−4−0−1]で不利があった皐月賞4着を除き連対を確保。芝2000mでは堅実に走っている。
クイーンズウォークは6番手からメンバー6位の34.1秒で上がって0.1秒差の3着。直線で外から伸びてきたが、勝負どころで前の4頭に離されて追い上げるのに脚を使ったことが堪えた。中京芝2000mはローズS(稍重)、金鯱賞(重)を勝って2戦2勝だったが、2戦とも道悪だった。今回は良馬場でその2戦より1キロ重い56キロ。伸び切れなかったのはこのあたりもあるか。川田騎手は中京芝2000m重賞で22年ローズSのアートハウスから5連勝中だったが、今回は1番人気で3着に終わった。
ジューンテイクは2枠2番から7番手につけ、向こう正面で掛かって外から上がって3番手に押し上げるとメンバー12位の34.8秒で上がって0.2秒差の4着。テン乗りの武豊騎手で掛かったことを考えると4着ならよく走っている。中日新聞杯は1分57秒8で走って0.2秒差の2着、今回は1分58秒2で走って0.1秒差の4着。これなら芝2000mでもやれそうだ。芝2200mの宝塚記念でピークに持っていければ。
ドゥラドーレスは1枠1番から9番手を進み、メンバー4位タイの33.9秒で上がって0.2秒差の5着。直線でシェイクマイハートに切れ負けした。前半5F60.4秒で流れが緩んだのにも関わらず、中団より後ろになったことが堪えた。ガツンと切れるタイプではないだけに後半5F57.7秒では差し切るのは難しい。戸崎騎手は22年以降の中京重賞[0−0−1−9]、2番以内では[0−0−1−4]で不振が続いている。
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