スプリングS
レース回顧
アウダーシアは8枠15番から13番手を進み、4コーナーで大外から押し上げるとメンバー最速の34.0秒で差し切ってレースを制した。勝ちタイムは1分46秒0。フレイムスターが逃げて前半5F59.3秒、後半5F58.0秒、上がりは35.3秒、ラップは11.9−11.7−11.7秒。向こう正面でクレパスキュラーが掛かって外から上がって行ったことで流れが速くなり、差し追い込み馬が上位を独占した。
アウダーシアは後方で脚をタメ、4コーナーで大外をブン回したが、強烈な末脚で差し切った。これで[2−2−0−0]で上がりは1、2、1、1位。新馬戦から強い相手と戦ってきた馬が8番人気で重賞初制覇を飾った。サンデーRで7000万円で募集された手塚厩舎のキズナ産駒で母はオークス2着馬リリーノーブル。展開が嵌まったが、強烈な末脚でクラシックに名乗りを上げた。津村騎手は今年重賞4勝で絶好調。
アスクエジンバラは1枠2番から2コーナーで外に出して11番手を進み、メンバー3位の34.3秒で上がってクビ差の2着。直線でアクロフェイズとの叩き合いをハナ差で制したが、最後に外からアウダーシアに交わされた。これまでとは違う外を回って追い込むレースでも崩れなかった。これで京都2歳S2着、ホープフル3着に続き重賞で馬券圏内を確保。2着で皐月賞の出走権を確保。賞金的にダービーにも出走できそうだ。
アクロフェイズは7枠14番から8番手の外を進み、メンバー5位の34.5秒で上がってクビ+ハナ差の3着。直線でアスクエジンバラとの叩き合いでしぶとく伸びてきたが、最後に2頭に交わされた。前走若葉Sで2着に入った馬が7番人気で激走した。中山は内が有利な馬場でも社台のアウダーシアは15番枠、アクロフェイズは15番枠に配置されていた。ガツンと切れないが、3戦連続で人気より上の着順を確保している。
サノノグレーターは出遅れて15番手を進み、直線で外に持ち出すとメンバー2位の34.2秒で上がって0.2秒差の5着。直線で前が狭くなって追えずに脚を余した。直線の勢いを見る限り、スムーズなら勝ち負けできたかもしれない。葉牡丹賞を1分58秒2のレコードで圧勝したのはダテではなく、中山なら重賞で通用することを示した。馬体は12キロ減っていたが細くはなかった。皐月賞の出走権を獲れなかったのは痛い。
クレパスキュラーは10番手から向こう正面で掛かって上がって先頭に立ち、メンバー11位の35.7秒で上がって0.4秒差の7着。馬を前に置けず外から掛かって先頭に立って飛ばし直線で力尽きた。パドックから落ち着きがなく掛かりそうな雰囲気があっただけにルメール騎手は馬込みに入れて折り合いをつけるなど何かできなかったか。1、3着に入った差しタイプの社台の2頭をアシストした感もある。
ミスターライトはスタートを決めて5番手の外につけ、メンバー10位の35.5秒で上がって0.6秒差の9着。4コーナーで外から手応え良く上がっていたが、中盤から流れが速くなったことで差し追い込み馬向きのレースになり直線で一杯になった。9着に終わったが、タフな流れで見せ場を作ったことは今後に繋がりそうだ。締め切り直前まで単勝は13.9倍あったが、直線で大量投票があり7.9倍まで落ちていた。
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