小倉大賞典
レース回顧

タガノデュードは大外16番枠から後方3番手を進み、3コーナーから外を回って4コーナーで7番手に押し上げるとメンバー最速の34.1秒で差し切ってレースを制した。勝ちタイムは1分45秒2。ケイアイセナが逃げて前半5F58.6秒。上がりは35.1秒、ラップは11.4−11.7−12.0秒。ケイアイセナが後続を離して逃げたが、中盤で後続が押し上げたことで馬群が圧縮され、最後は決め手勝負になった。

タガノデュードは大外を回っていい脚を長く使い、直線で切れる脚を使って差し切った。前走寿S(3勝C)を勝った馬が昇級戦、55キロ、4番人気で重賞初制覇を飾った。以前は前に行っていたが、近走は差すレースで強烈な決め手を見せていた。ケイアイセナが速い流れで逃げ、外差しが決まる馬場が上手く嵌まった印象。古川吉騎手は600勝達成。ヤマカツエース産駒は重賞初勝利。かなり使い込んでいるが大阪杯に使ってくるか。

ケイアイセナは前半5F58.6秒で逃げ、メンバー7位の35.2秒で後続を引き離したが、最後にタガノデュードに交わされてクビ差の2着。2月28日に引退する藤岡佑騎手が強気に飛ばして逃げ切りかと思われたが、最後に一杯になって交わされた。これで芝1800mの良馬場で逃げたときは[3−2−0−0]。巴賞を1分44秒8のレコードで勝ったのはダテではない。今後も小回りの芝1800mでは要注意。

ショウナンアデイブは内ラチ沿いの7番手を進み、直線で内からメンバー4位の34.6秒で上がって0.3秒差の3着。前走京都金杯で18番人気で3着に入った馬が今度は10番人気で激走した。昨年の小倉大賞典では7番人気で2着に入っている。これで芝1800mは[1−2−2−2]。昨年と同斤の55キロ、ロスなく回ったことが良かったのだろう。ディープインパクト産駒の7歳馬。好走しても人気にならないタイプ。

シルトホルンは流れに乗れず10番手を進み、メンバー5位の34.7秒で上がって0.6秒差の5着。前半流れに乗れず位置取りが後ろになり、直線では前に馬がいて捌きなら伸びてきた。もっと前で進めてしぶとさを生かしたいタイプだけに流れに位置取りが後ろになったことが堪えた。

センツブラッドはスタートで少し躓いて7番手の外を進み、直線で伸び切れず1.6秒差の14着。外枠からずっと外を回り、直線入り口で外から前に入られると一杯になった。前走鳴尾記念は1分44秒0で走って2着に入ったが、今回は外々を回って厳しくなった。スタートで躓いた影響もあるか。

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