シルクロードS
レース回顧
フィオライアは7枠14番から押してハナを切って前半3F34.5秒で進み、メンバー12位タイの33.5秒で上がってレースを制した。勝ちタイムは1分8秒0。スプリント重賞としては流れが緩み、ラスト3Fは10.7−11.1−11.7秒。荒れ馬場でも流れが緩んで上がりが速くなり、全馬が33.9秒以内で上がっている。荒れ馬場で外差しが決まるとみた騎手が多かったのか、前半3F34.5秒の緩い流れでも各騎手はじっくり構えていた。
フィオライアは前走淀短距離Sで逃げて0.3秒差の6着に終わったが、今回は2キロ減の54キロ、淀短距離Sを勝ったヤブサメは同斤の57キロだった。ハンデ54キロ、緩い流れで逃げたことが上手く嵌まって16番人気で激走した。昨年勝ったエイシンフェンサーと同じファインニードル産駒。重馬場で勝っており、牝馬でもタフな馬場が合っているのだろう。引退が近い西園正調教師は24年京阪杯のビッグシーザー以来となる重賞制覇となった。次走はオーシャンSに向かう予定。
レイピアは8枠17番から7番手の外を進み、メンバー7位の33.2秒で上がって半馬身差の2着。不利な外枠から終始外を回ったが、最後までしぶとく伸びてきた。重賞では小倉2歳S4着、葵S3着、京阪杯4着と善戦止まりが続いていたが、初めて連対した。4歳になって馬体がボリュームアップして気配が良くなっていた。今後も相手なりに堅実に走りそうだ。
ヤマニンアルリフラは3枠6番から9番手につけ、徐々に外に持ち出すとメンバー5位タイの33.1秒で上がって0.1秒差の3着。2着とはハナ差。10キロ増で少し太かったが、昨年淀S(3勝C)と北九州記念を連勝した馬が9番人気で激走した。前3走は12、15、7着でも33秒台で上がっていた。直線が平坦なコースの芝1200mは[2−0−1−1]。この条件で注意したい。
カルプスペルシュは2枠4番から内ラチ沿いの4番手につけ、メンバー8位の33.3秒で上がって0.1秒差の4着。2着とはハナ+ハナ差。内枠から終始内の荒れたところを通って直線で伸びかけたが、最後まで逃げたフィオライアを交わせなかった。前に行けば速い流れでも踏ん張れるタイプ。流れが緩んだのにも関わらず、4番手に控えたことが堪えた。調教の動きが良くなり、馬は復調している。
ヤブサメは12番手からメンバー2位の32.8秒で追い込んで0.1秒差の5着。直線でレイピアが外に寄れて前に入られ、外に持ち出すロスがあった。スムーズなら際どいレースになっていたかもしれない。3戦連続で馬体4キロ増で少しずつ充実してきている。4走前から上がりは1、1、2、2位。強烈な決め手がある。ファインニードル産駒。来年のシルクロードSで激走しそうな馬。
ロードフォアエースは8枠16番から馬を前に置けず掛かって2番手に押し上げ、直線で一杯になって0.4秒差の9着。前走ラピスラズリSを1分7秒1で圧勝して1番人気に支持されたが、あまり経験がない緩い流れで掛かって自滅した。友道厩舎は芝1200m重賞[0−0−0−10]で馬券圏内なし。岩田望騎手はこの日6勝。今年3勝C以上では[0−2−2−12]で未勝利。
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