根岸S
レース回顧

ロードフォンスは1枠2番からスタートを決めて5番手につけ、直線で外に出しながら馬群を捌くとメンバー4位タイの35.5秒で抜け出してレースを制した。勝ちタイムは1分23秒3。ウェイワードアクトが逃げて前半3F35.5秒、5F59.3秒のやや緩い流れ。上がりは35.8秒、ラップは11.8−11.7−12.3秒。勝負どころで外から早めに動いて前にプレッシャーがかかったことで少しタフなレースになり、差し追い込み馬が2〜5着に入った。凍結防止剤を散布した馬場で適性の差が出た感もある。

ロードフォンスは直線で前が壁になったが、外に持ち出して自分のスペースを確保して差し切った。昨年の根岸S2着馬が6番人気で制した。前3走はダ1600mで4、4、5着に終わったが、これでダ1400mは[6−3−3−2]、東京ダ1400mは[4−2−1−1]。ダ1400mだと終いの伸びが違う。次走はドバイゴールデンシャヒーンに向かうことになりそうだ。横山和騎手は先週のプロキオンSをロードクロンヌで制しており、2週連続ロードHCの馬でダート重賞制覇となった。

バトルクライは14番手からメンバー最速の34.8秒で大外から追い込んで0.2秒差の2着。前4走11、10、15、11着に終わった7歳馬が13番人気で激走した。東京ダ1400mは23年に根岸S3着(1分22秒7)、襷S1着(1分23秒0)がある。前走ブリンカーを装着してダ1200mを使ったことで陣営の思惑通り、馬がピリッとしてきたようだ。心肺機能が高く、タフなレースに強いタイプ。ダート得意なテン乗りの原騎手がこれまで見せたことがない末脚を引き出した。フェブラリーSに使ってくるか。

ダノンフィーゴは9番手を進み、メンバー2位タイの35.4秒で上がって0.2秒差の3着。2着とはクビ差。直線で前が壁になって内に切れ込んだが前が空かず、外に持ち出してロードフォンスの後ろから伸びてきた。ダ1400mの銀嶺S(3勝C)、コールドムーンSを連勝した馬が重賞初挑戦で3着に入りメドを立てた。ここにきて馬体がボリュームアップし、地力が強化されてきている。

オメガギネスは2枠3番から内ラチ沿いの10番手につけ、直線で最内からメンバー6位の35.6秒で上がって0.4秒差の4着。直線で岩田康騎手が左鞭を入れると外に寄れ、立て直して内を突くロスがあった。凍結防止剤を散布した馬場も微妙に影響したか。OP特別では[3−0−1−0]、重賞では[0−3−0−7]。G1を除き58キロ以上では[2−1−1−0]。次走はフェブラリーSに登録する予定。

エンペラーワケアは2番手からメンバー10位タイの36.2秒で上がって0.5秒差の6着。テン乗りの西村淳騎手が積極的な騎乗をしたが、外から早めに来られて直線で一杯になった。前3走の地方交流重賞を見ても近走は詰めが甘くなってきている。休み明けでも馬体の造りは良く、仕上がりは良さそうだった。

ウェイワードアクトは前半3F35.5秒で逃げ、メンバー12位の36.4秒で上がって0.6秒差の7着。霜月Sを1分23秒3で勝っており、この流れならもっと走れそうだが、緩い流れでも速い上がりを繰り出せなかった。それほど速い上がりを繰り出せるタイプではないため、もう少し速い流れで見直したい。

[Home]