小倉牝馬S
レース回顧
ジョスランは8枠17番スタートから7番手の外を進み、メンバー3位タイの33.9秒で差し切ってレースを制した。勝ちタイムは1分58秒1。ブラウンラチェットが逃げて前半5F59.5秒。後半5F58.6秒、上がり34.5秒、ラップは11.5−11.6−11.4秒。ある程度流れて開幕週の馬場で決め手勝負になり、切れ味のある差し馬が上位を独占した。ジョスランは道中ココナッツブラウンを外からマークして進め、直線で叩き合いを制して優勝。
エフフォーリアの全妹が1番人気で重賞初制覇を飾った。ルメール騎手がココナッツブラウンを外からマークし、外から被せられるというプレッシャーを与えて早めに動かさせ、最後は外からきっちり差し切った。まだ腹目が細く馬体のバランスは整っていないが、レースを使われながら着実にパフォーマンスを引き上げている。春は大阪杯、秋はエリザベス女王杯を目指すことになりそうだ。ルメール騎手はこの日の小倉で[3−2−1−0]。JRA全10場重賞制覇を達成した。
ボンドガールは1コーナーで内に入れて16番手を進み、4コーナーから直線で外に持ち出すとメンバー最速の33.4秒で上がって頭差の2着。前3走9、11、11着に終わった馬が、テン乗りの丹内騎手で8番人気で激走した。重賞は[0−7−1−6]で7回目の2着。右回りの芝1800〜2000mは全て重賞で[0−3−1−0]で秋華賞2着、クイーンS2着、小倉牝馬S2着。マイルもこなすが、今は中距離の方が合うのだろう。引退予定を撤回し現役を続行することになった。
ココナッツブラウンは7番手からメンバー6位タイの34.1秒で上がって0.1秒差の3着。北村友騎手が開幕週の小回りコースを意識していつもより前につけて勝ちに行ったが、外から伸びた2頭に切れ負けした。ルメール騎手に外からマークされて早めに動かせられたことも微妙に影響している。馬体が8キロ減っていたが細くなっておらず、長距離輸送はクリアできていた。最速上がりを連発している芝1800mがベストか。春の目標は大阪杯か、それともヴィクトリアマイルか。
テレサは1枠1番から内ラチ沿いの4番手につけ、メンバー10位の34.3秒で内から抜け出したが、最後に外から交わされて0.2秒差の4着。松山騎手が内でタメて直線でスパッと抜け出したが、外から伸びた3頭に切れ負けした。アドマイヤマーズ産駒で距離に不安があったが、1分58秒3で走りこなすメドは立った。小柄な牝馬でも勝負根性があり、自分の力を出し切るタイプ。小回りの芝1800mの中山牝馬S、福島牝馬Sあたりでチャンスがありそうだ。
フレミングフープは2枠3番から内ラチ沿いの7番手を進み、直線で内からメンバー6位タイの34.1秒で上がって0.2秒差の5着。直線で前が壁になり、狭いところを捌いて伸びてきた。前走3勝Cを勝って昇級戦だったが、重賞でやれるメドが立った。東スポ杯2歳S2着馬ダノンザタイガーの全妹。レースを使いながら少しずつパフォーマンスを引き上げている。芝2200mの新潟牝馬Sで2着。秋のエリザベス女王杯に向けて賞金を加算したい。
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