ホープフルS
レース回顧
ロブチェンは2枠4番スタートから内ラチ沿いの6番手につけ、直線で外に持ち出すとメンバー最速タイの34.5秒で抜け出してレースを制した。勝ちタイムは2分1秒0。テーオーアルアインが逃げて前半5F61.3秒のスローペース。後半5F61.3秒、上がり35.2秒、ラップは11.7−11.7−11.8秒。中盤に13.0−12.8秒とラップが緩んで上がり勝負になり、中団より前につけた3頭で決着。ロブチェンは内ラチ沿いをロスなく進め、直線で上手く外に持ち出せたことが大きかったが、ラスト鋭く伸びたように能力、素質があるからこその勝利。
重馬場の京都芝2000mの新馬戦を逃げて3馬身差で圧勝したが、今回は良馬場で全く違うレースぶりで優勝。新馬戦を勝った直後の馬が7番人気でG1を制した。杉山晴厩舎のワールドプレミア産駒。調教診断で2位に評価したように調子も良かったのだろう。首を使って重心が低いしなやかなフットワークで走っている姿が印象的。今後はひと息入れて弥生賞あたりから皐月賞、ダービーを目指すことになりそうだ。杉山晴厩舎は昨年61勝を挙げて厩舎リーディング1位。重賞は[5−6−5−37]で5勝。年々着実に仕上げのレベルが上がってきている。
フォルテアンジェロは4、5番手を進み、直線で外に出すとメンバー5位タイの34.9秒で上がって0.1秒差の2着。マーカンド騎手が好位でタメて直線で外に出して伸びてきたが、最後にロブチェンに切れ負けした。マーカンド騎手は完璧に乗れたとコメントしたが、直線でアスクエジンバラに蓋をされて外に持ち出すロスがあった。450キロの小柄なフィエールマン産駒で運動神経が良さそうな馬。2着に入って賞金を加算できたことはクラシックに向けて大きい。レース巧者で末脚がしっかりしているのは今後も武器になりそうだ。
アスクエジンバラは6番手の外を進み、メンバー5位タイの34.9秒で上がって0.2秒差3着。前走京都2歳Sを10番人気で2着に入った馬が9番人気で激走した。道中フォルテアンジェロの外につけ、スムーズなレースをしたが、直線で外に持ち出したフォルテアンジェロに切れ負けした。勝ち切れないが芝1800〜2000mは[2−1−1−0]で堅実に走っている。好走しても人気にならず、何度も穴をあけそうなタイプ。
オルフセンは大外枠から出遅れて最後方を進み、勝負どころで10番手に押し上げるとメンバー最速タイの34.5秒で上がって0.6秒差の6着。最後方から大外ブン回しで厳しかった。それでもいい脚を長く使っており、能力&素質を示した。セレクトセール1億1000万円の斎藤厩舎のキズナ産駒で母の父はG1を6勝したシーザスターズ。相馬眼的にタフなレースになる皐月賞が合いそうなタイプ。早いうちに賞金を加算したい。
アンドゥーリルは3番手からメンバー11位の35.6秒で上がって0.6秒差の6着。直線で外から前に入られて追いにくそうだったが、最後は一杯になっていた。川田騎手は芝2000mは長いとコメント。前半5F61.3秒のスローペースでこのレースぶりだとやはり距離が長いのだろう。芝1600〜1800m重賞で活躍した母アンドラステに似たタイプ。今後は距離を短縮してNHKマイルCを目指すことになりそうだ。
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