朝日杯FS
レース展望

過去10年で1番人気は[4−2−2−2]で6連対。前走サウジアラビアRC勝ち馬は[3−0−1−1]、デイリー杯2歳S勝ち馬は[1−2−1−0]。2番人気は[2−4−1−3]で6連対、3番人気は[1−1−1−7]で2連対。6〜9番人気は4連対、10番人気以下は[0−0−3−39]で3着止まり。過去4年は5番人気以内で決着し、馬連は10倍、5倍、12倍、14倍で堅い決着が続いている。

勝ち馬10頭は前走勝っていた。連対馬19頭が前走連対。前走重賞を勝った馬が活躍。過去6年の連対馬12頭のうち11頭が前走1着。前走2着は重賞[0−2−1−16]、重賞以外[0−0−0−7]で連対は重賞組のみ。18年以降に6番人気以下で連対した2頭は3、4番手につけた先行馬。2頭は1枠に入った関西牡馬だった。先行した馬が粘って波乱を演出している。穴で1枠に入った人気薄関西牡馬を絡めたい。

アドマイヤクワッズは新馬戦を9番手から最速の33.3秒で差し切り1分34秒1で優勝。デイリー杯2歳Sは最後方から内を通って少し押し上げ、最速の34.0秒でカヴァレリッツォとの激しい叩き合いを頭差で制し1分33秒1のレコードで優勝。3着に5馬身差をつけていた。セレクトセール7260万円で取引された友道厩舎のリアルスティール産駒。坂井騎手はダートG1[4−0−1−0]。芝G1は[3−4−5−69]、3番人気以内では[2−1−2−3]で勝率25%。サウジアラビアRCではエコロアルバに騎乗していた。

リアライズシリウスは新馬戦を前半5F60.9秒で逃げ、最速の34.8秒で上がり、ノーステッキで1分35秒7(稍重)で7馬身差で圧勝。新潟2歳Sは出遅れた後に2番手に押し上げ、5位タイの33.4秒で抜け出して1分33秒4で4馬身差で圧勝。2着タイセイボーグはアルテミスSと阪神JFで3着に入った。稍重の新馬戦を圧勝した馬が、良馬場の上がり勝負に対応して能力の違いを見せつけた。セレクトセールで4400万円で募集されたポエティックフレア産駒(英マイルG1を2勝)。津村騎手が前に行って粘らせるか。

エコロアルバは新馬戦を9番手から最速の34.0秒で差し切り1分21秒3で2馬身半差で圧勝。サウジアラビアRCは最後方から最速の33.2秒で差し切り1分33秒8で優勝。坂井騎手が促しても進んで行かなかったが、強烈な末脚で大外から一気に差し切った。1歳時に北海道サマーセールで1980万円で取り引きされ、2歳時に千葉サラブレッドセールで7700万円で取り引きされた田村厩舎のモズアスコット産駒で近親にダンスディレクターがいる。初の右回りでまともに走るのかどうか。松山騎手は2週連続G1制覇が懸かる。

デイリー杯2歳S2着馬カヴァレリッツォ、京王杯2歳S勝ち馬ダイヤモンドノット、秋明菊賞を圧勝したタガノアラリア、ベゴニア賞2着馬コルテオソレイユなど。日曜は曇り時々雨の予報。カヴァレリッツォは新馬戦を8番手から最速の34.0秒で差し切り1分34秒2で5馬身差で圧勝。デイリー杯2歳Sは3番手から2位の34.3秒で上がって頭差の2着。シルクHCで4500万円で募集された吉岡厩舎のサートゥルナーリア産駒。過去10年の朝日杯FSでCデムーロ騎手は[0−3−0−1]。昨年はミュージアムマイル(2人気)を2着に持ってきた。

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