阪神JF
レース展望

2歳女王決定戦。過去10年で1番人気は[5−0−0−5]で5連対。単勝1倍台は[0−0−0−1]、2倍台は[4−0−0−1]、3倍以上は[1−0−0−3]。2番人気は[1−3−1−5]で4連対、3番人気は[2−1−3−4]で3連対。連対馬15頭が5番人気以内、残る5頭は6、8、8、10、12番人気。過去6年の馬連は100倍、6倍、124倍、75倍、23倍、85倍。かなり波乱傾向が強い。

前走新馬戦は12番人気が2着。未勝利戦は3着以内がない。1勝クラス勝ち馬は5番人気以内なら[0−3−1−4]。2着以下は[0−0−0−17]。OP特別は1、2番人気なら[1−1−0−1]。G3は連対馬なら[9−1−4−33]だが、3着以下は[0−1−2−30]。6番人気以下の関東馬は[0−4−2−32]、関西馬は[0−1−1−88]。関東馬が2、3着に入って穴をあけることが多い。

アランカールは福島芝1800mの新馬戦を7番手から3番手に押し上げ、ノーステッキで最速の36.4秒で上がり1分52秒0(稍重)で4馬身差で圧勝。前走野路菊Sは最後方から最速の33.3秒で差し切り1分33秒5で3馬身半差で圧勝。上がりは2位を1.2秒上回った。キャロットFで8000万円で募集された斉藤崇厩舎のエピファネイア産駒で母はオークス馬シンハライト。社台の馬だけにあっさりもあるか。

マーゴットラヴミーは京都芝1400mの新馬戦を2番手から最速の33.4秒で抜け出して1分20秒2のレコードで2馬身差で圧勝。白菊賞は前半5F59.0秒で逃げ、最速の34.6秒で上がって1分33秒6で3馬身差で圧勝。セレクトセールで9240万円で取り引きされた小林真厩舎のリアルスティール産駒で近親にアグリがいる。8月以降の重賞で武豊騎手は[0−3−4−18]、乗り替わりでは[0−1−1−9]。

未勝利、サフラン賞を連勝したアルバンヌ、中京2歳S2着馬スターアニス、新潟2歳S2着、アルテミスS3着のタイセイボーグ、未勝利、赤松賞を連勝したヒズマスターピース、芝1800mの未勝利戦を勝ったギャラボーグ、アルテミスS2着馬ミツカネベネラ、ファンタジーS2着馬ショウナンカリスなど伏兵は多士済々。土曜は晴れのち雨、日曜は曇り一時雨の予報。開催2週目でまだ荒れていないが、どこまで渋るかがカギ。

アルバンヌは[2−1−0−0]でサフラン賞を4番手から最速タイの33.7秒で抜け出し1分33秒8で優勝。ラスト3Fは11.9−12.1−11.1秒で尻上がり。セレクトセールで3300万円で取り引きされた田中博厩舎のアドマイヤマーズ産駒。ルメール騎手から坂井騎手に乗り替わる。スターアニスは小倉芝1200mの未勝利戦を7馬身差で圧勝。前走中京2歳Sは6番手から2位の34.3秒で上がってクビ差の2着。レコード勝ちしたキャンディードは次走デイリー杯2歳S8着。過去10年で松山騎手は[0−0−0−7]。

タイセイボーグは[1−2−1−0]で新潟2歳Sは5番手から3位の33.1秒で上がって0.7秒差の2着。前走アルテミスSは出遅れて後方から最速の33.7秒で追い込んで0.4秒差の3着。松下厩舎のインディチャンプ産駒。テン乗りの西村淳騎手がどう乗るか。ヒズマスターピースは前走赤松賞を前半5F59.8秒で逃げ、3位の33.8秒で上がって1分33秒6で優勝。国枝厩舎のスクリーンヒーロー産駒でヴェローチェエラの半弟。20年以降の芝重賞で藤岡佑騎手は逃げたときは[6−2−3−12]で複勝率47.8%。

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