みやこS
レース展望

過去10年で1番人気は[2−1−1−6]で3連対。単勝3倍台は[1−1−1−0]だが、単勝2倍台は[1−0−0−6]で1連対のみ。2番人気は[2−1−1−6]で3連対、3番人気は[1−0−1−8]で1連対。6〜9番人気が7連対、10番人気以下が3連対で半数を占める。過去4年の馬連は66倍、172倍、13倍、113倍で荒れている。ダート重賞実績馬が揃うが、人気薄を絡めて中穴以上を狙うのが妙味。

連対馬17頭が前走5着以内。4着前後から巻き返す馬が多い。前走6着以下から連対した3頭は前走ダートのOP特別で7、8、12着に負け、6、4、11番人気だった。穴で前走OP以上で負けた馬に注意。6番人気以下で連対した10頭のうち9頭が前走OP以上で1、2、2、3、4、5、5、7、12着だった。前走OP以上で善戦止まりに終わった差し追い込み馬が激走している。特に1〜7番枠に入った馬に注意。

アウトレンジはダート重賞[2−2−0−2]で浦和記念、平安Sを勝ち、みやこS、帝王賞で2着がある。昨年のみやこS(重)は2番手から早めに先頭に立ち、サンライズジパングに半馬身差の2着。今年の平安Sは3番手から最速の35.1秒で抜け出して1分57秒2(稍重)で優勝。前走帝王賞は4番手からしぶとく伸びてクビ差の2着。勝ったミッキーファイトはJBCクラシックを制した。平安Sを勝ったときと同様に他馬より重い58キロを背負う。休み明けになるが、気性的に久々は苦にしない。重賞3勝目なるか。

ダブルハートボンドはダート[5−1−0−0]、ダ1800mは[5−0−0−0]で上がりは全て1、2位。京都の舞鶴Sは2番手から2位の36.9秒で抜け出して1分52秒2で3馬身半差で圧勝。阪神の三宮Sは2番手から2位の37.6秒で抜け出して1分50秒0(重)で優勝。重賞初挑戦となった前走ブリーダーズG2は逃げてライオットガールに0.3秒差の2着。アウトレンジと同じ大久保龍厩舎でキズナ産駒。過去10年で牝馬は[0−0−0−6]だが人気になった馬はいない。BCクラシックを制した坂井騎手が騎乗する。

エルムS勝ち馬ペリエール、平安S&エルムS2着馬ロードクロンヌ、シリウスS2着馬サイモンザナドゥ、日本TV盃2着馬レヴォントゥレット、カノープスS勝ち馬シゲルショウグン、3連勝でOP入りしたレイナデアルシーラ、マーチS勝ち馬ブライアンセンス、プロキオンS勝ち馬サンデーファンデー、チャンピオンズCで2年連続3着のドゥラエレーデ、昨年の東京ダービー勝ち馬ラムジェットなど伏兵は多士済々。日曜は曇り時々雨の予報。雨量によっては脚抜きのいい馬場で時計、上がりが速くなりそう。道悪適性を考慮したい。

ペリエールはダ1700mを使って大沼S、エルムSを先行抜け出しで2連勝。前走エルムS(稍重)は2着ロードクロンヌに2馬身半差をつけた。初のダ1800mがどう出るか。佐々木騎手が騎乗する。ロードクロンヌはダート[4−2−1−0]で平安Sでアウトレンジに0.2秒差の2着、エルムSでペリエールに0.4秒差の2着。藤岡佑騎手からテン乗りの横山和騎手に乗り替わる。シゲルショウグンは前走カノープスSを1分48秒6(重)で優勝。京都ダートは[3−0−0−2]。今週から復帰する幸騎手で一発に注意。

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