AR共和国杯
レース展望

過去10年で1番人気は[4−2−1−3]で6連対。前走札幌日経オープンを勝ったモンドインテロは4着に終わった。過去4年は[2−1−0−1]。2番人気は[2−0−1−7]で2連対、3番人気は[2−0−5−3]で2連対。連対馬16頭が5番人気以内、残る4頭は6、6、7、10番人気。過去5年の馬連は66倍、14倍、70倍、17倍、66倍で荒れている。人気馬に人気薄を絡めて50倍前後を狙うのが妙味。

53キロ以下は[0−1−2−19]、55キロは[0−4−5−27]で2、3着が多い。56キロは[4−2−1−19]、3番人気以内なら[3−0−1−0]。57〜58キロは[3−3−1−32]で人気馬が連対。58.5キロ以上は[1−0−1−3]。トップハンデは[3−0−1−8]で勝った3頭は1、2、10番人気。人気馬しか勝たない傾向があったが、昨年は10番人気の8歳馬ハハヤッコがデータを覆した。

スティンガーグラスは芝2400〜2600m[4−0−0−1]。前走札幌日経オープンは7番手から最速の35.1秒で差し切って2分41秒7で優勝。4着ミステリーウェイは次走丹頂Sを制した。2走前の目黒記念(56.5キロ)は2番人気に支持され、中団から伸び切れず1秒差の11着。中団の馬込みで折り合っていたが、直線で全く伸びなかった。ハンデは57キロ。G1で無双状態のルメール騎手が持ってくるか。

ローシャムパークは芝2200〜2500m[1−1−1−3]で23年のオールカマーを勝ち、昨年のBCターフでクビ差の2着がある。今年は豪クイーンエリザベスS(芝2000m)で0.8秒差の6着。前走宝塚記念は中団から失速して2.7秒差の15着。G2、G3を勝ち、G1の大阪杯とBCターフで2着があり、トップハンデ59.5キロ。プーシャン騎手は先週の東京で[0−0−1−9]。今週は対応してくるか。

目黒記念2着馬ホーエリート、函館記念&毎日王冠4着馬ディマイザキッド、オクトーバーSで大外一気を決めたニシノレヴナント、昨年日経賞と目黒記念を連勝したシュトルーヴェ、22年の有馬記念2着馬ボルドグフーシュ、昨年の新潟記念2着馬セレシオン、G2を3勝している実力馬プラダリア、オクトーバーS3着馬ボーンディスウェイなど伏兵は数多い。日曜は曇り一時雨の予報。雨量によっては馬場が渋る可能性がある。

ホーエリートは目黒記念を2番手から6位タイの34.8秒で上がってクビ差の2着。前走オールカマーは6番手から6位の34.6秒で上がって0.6秒差の5着。直線で前が壁になって伸び切れなかった。東京芝2500m、横山武騎手から戸崎騎手に替わって巻き返すか。ディマイザキッド(56キロ)は毎日王冠で最速の33.2秒で追い込んで0.4秒差の4着。ニシノレヴナント(56.5キロ)はオクトーバーSで最速の32.9秒で上がって1分57秒5で優勝。ミステリーウェイが逃げてスローになりそうなのがどう出るか。

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