アルテミスS
レース展望
過去10年で1番人気は[4−2−0−4]で6連対。関西馬は[3−1−0−1]だが、関東馬は[1−1−0−3]で取りこぼしが多い。2番人気は[1−5−2−2]で6連対、3番人気は[2−0−1−7]で2連対。6番人気以下で連対した5頭6、7、7、12、13番人気。過去5年の馬連は9倍、48倍、4倍、3倍、43倍。本命を押さえ、人気馬に人気薄を絡めて中穴以上を狙うのが妙味。
キャリア1戦は[4−4−2−40]、2戦は[6−5−6−34]、3戦は[0−0−0−16]。新馬戦を勝った馬でも通用する。キャリア3戦は3着以内がなく不振が続いている。連対馬20頭のうち19頭の前走上がりがメンバー1、2位だった。前走上がりが3〜5位は[0−1−2−22]で1連対、6位以下は[0−0−1−17]で3着止まり。前走の上がりが遅い馬は、ほとんど出番がない
マルガは函館芝1800mの新馬戦を逃げて最速タイの35.7秒で上がって3馬身差で圧勝。勝ちタイム1分48秒1は2歳レコード。最後は流す余裕があった。須貝厩舎のモーリス産駒で母はブチコ、半姉にソダシ、ママコチャがいる。ソダシと同じ綺麗な白毛で重賞を勝てばアイドルホースになりそうな馬。ソダシは札幌2歳Sを1分48秒2の2歳レコードで勝った後、アルテミスSを制した。過去10年で武豊騎手は[2−0−0−2]でリスグラシュー(1人気)、シェーングランツ(6人気)で勝っている。今週も武豊騎手がハナを切って睨みをきかせればマイペースか。
フィロステファニは新潟芝1600mの新馬戦を後方からメンバー最速の32.6秒で差し切って1分37秒1で優勝。前半5F64.1秒のスローペースでレースの上がりは33.0秒、ラップは11.3−10.7−11.0秒。0.4秒差の5着ガリレアは次走新潟の未勝利戦を勝ち、サウジアラビアRCで2着に入った。社台RHで8000万円で募集された中内田厩舎のエピファネイア産駒で皐月賞馬ソールオリエンスの半妹。過去10年でノーザンF生産馬は[7−8−4−22]だが、社台F生産馬は[1−0−1−12]。キング騎手から川田騎手に乗り替わる。
新潟芝1600mの新馬戦を圧勝したモンローウォーク、中山芝1600mの未勝利戦を勝ったルーチェフィオーレ、新潟2歳S2着馬タイセイボーグ、新馬、ダリア賞を連勝したハッピーエンジェル、中京芝1600mの未勝利戦を勝ったバースデイフライトなど伏兵は数多い。モンローウォークは新潟の新馬戦を前半5F61.6秒で逃げ、最速タイの33.9秒で上がって1分35秒5で3馬身差で圧勝。セレクトセール6820万円の木村厩舎のキズナ産駒で馬主はエムズレーシング(ラウンドワン)。JRAは1枠1番に入れていた。430キロの小柄な牝馬。過去10年で420〜439キロは[1−1−4−28]で連対は1、2番人気だった。
ルーチェフィオーレは東京の新馬戦で後方から最速の34.1秒で追い込んで半馬身差の2着。中山の未勝利戦は前半5F58.3秒で逃げ、5位タイの35.6秒で上がって1分33秒9で優勝。ロードHCで2200万円で募集された嘉藤厩舎のポエティックフレア産駒で近親にアルジーヌがいる。横山和騎手は2歳重賞[1−0−1−23]で連対率4%。タイセイボーグは新潟2歳Sで5番手から3位の33.1秒で上がって0.7秒差の2着。田口騎手が内ラチ沿いをロスなく回って脚をタメ、直線で少し外に出して持ってきた。新種牡馬インディチャンプ産駒でダノンメジャーの半弟。不振が続くキャリア3戦がどう出るか。佐々木騎手に乗り替わる。
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