京都大賞典
レース展望

過去10年で1番人気は[2−3−2−3]で5連対。古馬混合G1馬は[2−0−0−2]、それ以外は[0−3−2−1]。2番人気は[2−1−2−5]で3連対、3番人気は[1−1−2−6]で2連対。6〜9番人気は5連対、10番人気以下は1連対。過去6年の馬連は537倍、11倍、109倍、12倍、18倍、99倍で2、3年に1度は荒れている。荒れた3年は11、9、8番人気が優勝。人気薄が勝っている。

4歳[2−3−2−21]、5歳[4−3−3−28]、6歳[2−2−2−24]、7歳[1−2−3−17]、8歳以上[1−0−0−12]。6番人気以下で連対した6頭のうち5頭が5、6歳馬。穴で関西の5、6歳牡馬に注意。6番人気以下で連対した6頭のうち5頭に芝2200m以上のG2以上で3着以内があった。昨年は目黒記念2着馬シュヴァリエローズが8番人気で優勝。G2以上で3着以内がある5歳以上に注意。

アドマイヤテラは[5−1−1−2]で4着以内を確保。菊花賞は後方から捲って0.4秒差の3着。2着ヘデントール(ダイヤモンドSと天皇賞春を連勝)とはハナ差だった。大阪−ハンブルクCは3番手から2位タイの34.9秒で抜け出して2分39秒8(稍重)で優勝。前走目黒記念は6番手から2位タイの34.5秒で抜け出して2分32秒9で優勝。好位につけて抜け出すレースができるようになった。武豊騎手が毎日王冠でサトノシャイニングに騎乗するため、新馬、1勝Cで騎乗した川田騎手に乗り替わる。初の58キロがどう出るか。

ショウナンラプンタは昨年の菊花賞で中団から早めに押し上げて0.4秒差の4着。3着アドマイヤテラとはクビ差だった。前走宝塚記念は11番手から外を回って押し上げ、4位タイの35.9秒で上がって0.7秒差の4着。11番人気の低評価を覆して善戦した。昨年の神戸新聞杯からG1、G2を使って3、4、2、4、3、4着で4着以内を確保。まだ重賞を勝っていないが、一線級を相手に善戦を続けている。少し時計、上がりの掛かるレースを得意にしているため、開幕週の京都の馬場がどう出るか。テン乗りの松山騎手が騎乗する。

昨年のジャパンC2着馬ドゥレッツァ、阪神大賞典勝ち馬サンライズアース、新潟大賞典2着馬サブマリーナ、小倉記念&新潟記念3着馬ディープモンスター、昨年の京都新聞杯勝ち馬ジューンテイクなど。ドゥレッツァは5連勝で菊花賞を勝ったが、その後は[0−2−1−3]で未勝利。昨年のジャパンCは途中から先頭に立ってドウデュースにクビ差の2着。ドバイSCはダノンデザイルに0.4秒差の3着。宝塚記念は6番手から伸び切れず1.3秒差の9着。他馬より重い58キロ。芝2400m重賞で横山武騎手は[0−2−1−13]。

サンライズアースは阪神大賞典を2番手から最速の35.0秒で上がって3分3秒3で6馬身差で圧勝。前走天皇賞(春)は4番手から2番手に押し上げ、4位の36.4秒で上がって0.8秒差の4着。気難しい馬で揉まれたことが堪えたか。今回も池添騎手の乗り方次第か。サブマリーナは[4−1−1−2]で4着以内を確保。新潟大賞典は最速の33.8秒で追い込んで0.3秒差の2着。前走チャレンジCは9番手から伸び切れず0.2秒差の4着。今年の重賞で横山和騎手は[1−2−1−23]、4番人気以下では[0−0−1−21]。

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