毎日王冠
レース展望
過去10年で1番人気は[8−1−0−1]で9連対。過去7年は前走安田記念&ダービー好走馬が連対を確保。2番人気は[0−2−1−7]で2連対、3番人気は[1−3−1−5]で4連対。連対馬は全て5番人気以内。6番人気以下は[0−0−3−67]で3着が3回あるのみ。過去5年の馬連は5倍、3倍、9倍、15倍、17倍で10倍台までに収まっている。G2でレベルが高く重賞実績馬が揃い、人気馬が結果を出す傾向。
春のG1から直行した3歳牡馬は[4−1−0−7]、1番人気なら[4−0−0−0]で勝率100%。4歳馬は1番人気なら[3−0−0−0]で勝率100%。2番人気以下は[0−3−6−19]で3、3、4番人気が連対。5歳馬は3番人気以内[2−3−1−5]だが、4番人気以下は[0−0−2−18]で不振。6歳馬は1着がなく、4、4、5番人気が2着。7歳以上は[0−0−1−15]3着が1回あるのみ。
サトノシャイニングは[2−1−0−2]で皐月賞は0.4秒差の5着、ダービーは0.4秒差の4着。芝1800mは[1−1−0−0]で東スポ杯2歳Sでは逃げて4位タイの33.5秒で上がってクロノデュノールに0.1秒差の2着。きさらぎ賞は6番手から最速の35.1秒で差し切って3馬身差で圧勝。2着リンクスティップは桜花賞3着、4着ランスオブカオスはチャーチルタウンズC1着、5着ショウヘイは京都新聞杯1着。前にも行け、差すレースもできるレース巧者。杉山晴厩舎はエルトンバローズと2頭出し。鞍上は武豊騎手。
チェルヴィニアは昨年オークス、秋華賞を優勝。今年は京都記念9着、ドバイSC6着、しらさぎS2着。前走しらさぎSは後方から中団に押し上げ、3位の33.9秒で上がって0.2秒差の2着。馬群を割って伸びたキープカルムに切れ負けした。ただし牝馬がキープカルムと同じ57キロを背負っていた。芝1600〜1800mは[2−2−0−1]でムルザバエフ騎手が騎乗した桜花賞13着を除き連対を確保。芝1800mでは新潟の未勝利戦を2番手から抜け出して1分46秒9で6馬身差で圧勝。テン乗りの戸崎騎手がどう出るか。
昨年の毎日王冠2着馬ホウオウビスケッツ、同3着馬エルトンバローズ、同5着馬シルトホルン、エプソムC勝ち馬レーベンスティール、マイラーズC勝ち馬ロングラン、新潟大賞典勝ち馬シリウスコルト、函館記念4着馬ディマイザキッドなど伏兵は数多い。ホウオウビスケッツは昨年の毎日王冠で逃げて0.1秒差の2着に粘った。天皇賞(秋)は逃げて0.3秒差の3着。今年は重賞で9、2、5、7着。芝1800mは[1−2−0−0]でスプリングS2着、巴賞1着、毎日王冠2着。先週のシリウスSを勝った岩田康騎手が粘らせるか。
エルトンバローズは昨年の毎日王冠で2番手から伸び切れず0.2秒差の3着。1、2着馬より重い58キロを背負っていた。マイルCSは8番手から6位タイの34.2秒で上がって0.4秒差の2着。芝1800mは[2−3−2−1]。57キロで西村淳騎手が騎乗する。レーベンスティールは昨年エプソムC、オールカマーを連勝したが、その後は8、12、7着で精彩を欠いている。芝1800mは[3−2−1−0]で東京では[2−1−0−0]。得意コースでどこまで巻き返すか。新潟大賞典11着で騎乗した津村騎手が騎乗する。
[Home]