神戸新聞杯
レース展望

菊花賞トライアル。過去10年で1番人気は[4−1−0−5]で5連対。単勝1倍台前半は[3−0−0−0]、1倍台後半は[0−1−0−1]、2倍以上は[1−0−0−4]。信頼度は単勝オッズに比例する。2番人気は[3−2−1−4]、3番人気は[2−3−2−3]で各5連対。連対馬17頭が5番人気以内、残る3頭は6、10、12番人気。過去4年の馬連は33倍、375倍、47倍、26倍荒れている。

前走ダービーで4着以内に入った馬は[6−4−0−5]で10連対。前走ダービーでメンバー1、2位の上がりを繰り出して4着以内に入った馬は[3−1−0−1]、神戸新聞杯が良馬場なら[2−1−0−0]で堅実。6番人気以下は[0−3−4−77]で3着以内に入った7頭は逃げ1先行2、差し0追込4。道中3番手以内につけた馬と10番手以下から追い込んだ馬が激走している。7頭とも前走3番人気以内だった。

ショウヘイは[2−1−1−1]で稍重の馬場で前半5F58.7秒で流れたきさらぎ賞4着を除き3着以内を確保。京都新聞杯は2番手から最速タイの33.8秒で抜け出して2分14秒7(稍重)で2馬身半差で圧勝。前走ダービーは内ラチ沿いの3、4番手から6位タイの34.3秒で上がって0.3秒差の3着。ルメール騎手が緩い流れで好位につけて直線でスパッと抜け出す持ち味を生かしたが、クロワデュノール、マスカレードボールに切れ負けした。過去10年でダービー3着馬は[1−2−0−1]。テン乗りの坂井騎手が騎乗する。

エリキングは[3−0−0−2]で新馬、野路菊S、京都2歳Sを3連勝。骨折明けの皐月賞は中団から伸び切れず11着。直線でごちゃついてまともに追えなかった。ダービーは出遅れた後に寄られて内ラチ沿いの14番手を進み、最速の33.4秒で追い込んで0.6秒差の5着。緩い流れで位置取りが後ろ過ぎた。セレクトセール2億3100万円で取り引きされた中内田厩舎のキズナ産駒で馬主は藤田氏。川田騎手は9月の阪神重賞[2−1−0−0]。カンチェンジュンガ1着、グランヴィノス2着、カムニャック1着。確変入りしたのか。

皐月賞4着、ダービー8着のジョバンニ、白百合S勝ち馬ライトトラック、京都新聞杯3着馬デルアヴァー、未勝利、英彦山特別(1勝C)を連勝したジョイボーイ、積丹特別(1勝C)を勝ったアルマデオロなど。ジョバンニは京都2歳Sでエリキングの2着、ホープフルSでクロワデュノールの2着。皐月賞は向こう正面でごちゃついて後退する不利があり0.4秒差の4着。ダービーは中団から伸び切れず0.8秒差の8着。杉山晴厩舎のエピファネイア産駒でセキトバイーストの半弟。過去10年で松山騎手は[0−0−1−7]で3着止まり。

ライトトラックは芝1800mの未勝利、白百合Sを勝って2戦2勝。白百合Sは7番手から3位の34.5秒で上がって1分45秒3で優勝。頭差の2着センツブラッドはラジオNIKKEI賞で2着に入った。セレクトセール4070万円の友道厩舎のキタサンブラック産駒でレイモンドバローズの半弟。距離をこなして菊花賞に名乗りを上げるか。鞍上は和田騎手。ジョイボーイはキタサンブラック、シュガークンの半弟。デビューから武豊騎手が騎乗して[2−3−0−3]で前走積丹特別を優勝。過去10年で武豊騎手は[0−1−2−4]。

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