セントウルS
レース展望

サマースプリントシリーズの最終戦。1ポイント以上獲得している馬が勝てば優勝になる。過去10年で1番人気は[7−1−0−2]で8連対。過去2年は3歳馬ビッグシーザーが10着、ピューロマジックが13着に終わった。2番人気は[1−4−1−4]で5連対、3番人気は[0−0−1−9]で連対なし。6〜9番人気、10番人気以下は各3連対。過去5年の馬連は119倍、5倍、16倍、348倍、20倍で荒れている。

関東馬は[2−1−0−24]、関西馬は[8−9−10−97]。関東馬は2番人気以内[1−1−0−1]。3、4番人気の関東馬はおらず、5番人気以下は[0−1−0−23]で1連対のみ。牝馬は[3−4−4−41]で1、1、1、2、4、12、14番人気が連対。連対した7頭には重賞3着以内があり、4頭は芝1200m重賞を勝っていた。12、14番人気で連対した2頭は前2走とも8着以下に終わっていた。

トウシンマカオは芝1200mのG2以下[5−0−2−2]で4着以内を確保。22年京阪杯、23年京阪杯、24年オーシャンS、24年セントウルSを勝っている。芝1200mのG1は[0−1−0−4]で昨年のスプリンターズSでクビ差の2着。今年の高松宮記念は0.4秒差の4着。前走京王杯SCは5番手から2位タイの32.6秒で上がって1分18秒3のレコードで優勝。阪神芝1200mは2戦2勝でオパールS、京阪杯を優勝。昨年のセントウルSはママコチャに半馬身差をつけて勝ったが、今年は同斤から2キロ差になる。

ママコチャは芝1200m[2−2−1−2]で23年スプリンターズS、25年オーシャンSを優勝。今年の高松宮記念は9番手から3位タイの33.8秒で上がって0.3秒差の3着。4着トウシンマカオにクビ差先着した。前走京王杯SCはトウシンマカオに競り負けて0.2秒差の2着。昨年のセントウルSはトウシンマカオに半馬身差の2着に負けたが、同斤の57キロだった。今回は高松宮記念、京王杯SCと同じトウシンマカオ58キロ、ママコチャ56キロ。7〜9月は[2−2−1−1]で夏場走るタイプ。岩田望騎手が騎乗する。

北九州記念2着馬ヨシノイースター、葵S1着、北九州記念3着のアブキールベイ、函館スプリントS6着、CBC賞5着のカルチャーデイ、阪急杯で大外一気を決めたカンチェンジュンガ、フィリースレビュー勝ち馬ショウナンザナドゥ、アイビスSD2着馬テイエムスパーダ、同3着馬ウイングレイテストなど伏兵は数多い。ヨシノイースターは北九州記念で2年連続で2着。阪神芝1200mは[1−2−0−2]、良馬場では[1−1−0−0]。昨年のセントウルSは6番手から伸び切れず0.5秒差の8着。3戦連続で内田騎手が騎乗する。

アブキールベイは葵Sを1分8秒3で優勝。北九州記念は3位タイの34.7秒で追い込んで0.1秒差の3着。3歳牝馬で53キロ。テン乗りの吉村誠之助騎手が持ってくるか。カルチャーデイは函館スプリントSが1分7秒0で0.4秒差の6着。CBC賞が1分7秒7で0.3秒差の5着。開幕週の馬場を味方に粘り込むか。坂井騎手が騎乗する。カンチェンジュンガは阪急杯を最速の34.0秒で大外から差し切って1分21秒7で優勝。ビッグアーサー産駒で芝1200mは[4−0−0−11]。テン乗りの川田騎手が騎乗する。

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