エルムS
レース回顧

ペリエールは1枠1番から5番手の内につけ、メンバー3位の36.6秒で抜け出して2馬身半差で圧勝した。勝ちタイムは1分43秒5(稍重)。ウィリアムバローズが逃げて前半5F60.8秒。上がり36.9秒、ラップは11.8−12.6−12.5秒。中盤に流れが緩んで好位につけた人気馬2頭で決着。ペリエールは前走大沼Sを圧勝したときと同様に内をロスなく回り、直線で抜け出して快勝。これでダ1700mは3戦3勝。ユニコーンS勝ち馬で左回りに拘っていたが、右回り&小回りのダ1700mで2連勝してパフォーマンスを引き上げた。前走から1キロ減の57キロ、1枠1番からロスなく回れたこともプラスに働いている。少しズブい馬だけにガツンと追える佐々木騎手も合うのだろう。賞金を加算できたことで秋は南部杯、チャンピオンズCが視野に入る。

ロードクロンヌは揉まれないように前半から外に出して6番手を進み、向こう正面で3番手に押し上げ、メンバー4位タイの37.0秒で上がって0.4秒差の2着。向こう正面で外からトロヴァトーレが上がってきたため一緒に動いて押し上げたこと、勝ったペリエールよりも外を回ったことが堪えた。重賞では3、2、2着で勝ち切れないが、好位から安定したレースぶりを見せている。前4走は稍重だったが、良馬場のダートは2戦2勝で未勝利戦が5馬身差、花見小路特別が8馬身差で圧勝。稍重でも走れるが、良馬場でパフォーマンスを引き上げる可能性がある。今後はみやこSからチャンピオンズCを目指すことになりそうだ。

ミッキーヌチバナは2枠2番から内ラチ沿いの8番手につけ、4コーナーから直線で外に出すとメンバー2位の36.5秒で上がって0.6秒差の3着。3年ぶりにダ1700mを使った7歳馬が10番人気で激走した。道中内をロスなく回れたこと、まともに走れなかった人気馬が多かったことがプラスに働いている。直線入り口で外に膨らんでブライアンセンスの進路を妨害したため、鮫島駿騎手は8月23日から8月31日まで騎乗停止になった。

ウィリアムバローズは大外14番枠から逃げて前半4F48.9秒で進み、メンバー7位の37.8秒で上がって0.9秒差の4着。59キロを背負って大外枠から逃げたが、直線で一杯になった。バテたとはいえ、横山武騎手はラスト1Fから鞭を1発しか入れていなかった。脚抜きのいい馬場は得意だが、さすがに条件が厳しかったか。1コーナーで内側に斜行してワールドタキオン、ヴァルツァーシャルの進路を妨害したため、横山武騎手は過怠金3万円が課せられた。

ペイシャエスは出遅れて最後方を進み、メンバー最速の36.3秒で上がって0.9秒差の5着。昨年のエルムSを好位から抜け出して1分44秒0(稍重)で勝ったが、今年は出遅れてまともなレースができなかった。レース中に鼻出血(2回目)を発症したため、出走制限で10月9日まで出走できない。今年の重賞で横山和騎手は[1−2−1−21]、3番人気以内では[1−2−0−2]だが、4番人気以下では[0−0−1−19]で3着止まり。

ブライアンセンスは11番手から勝負どころで7番手に押し上げ、メンバー4位タイの37.0秒で上がって1.1秒差の6着。4コーナーでミッキーヌチバナに寄られて頭を上げて大きく外に寄れる不利があった。丹内騎手は不利がなければ3着はあったとコメント。直線が平坦なコースの良馬場が合うため、京都のみやこSが良馬場なら注意したい。

ドゥラエレーデは6番手から伸び切れず1.2秒差の7着。2番人気に支持されたが、スタートで躓いて落鉄したことが堪えた。トロヴァトーレはスタートで躓いて後方を進み、向こう正面で外から上がったが、直線で一杯になって2.8秒差の12着。スタートで躓いてまともに走れなかった。ルメール騎手は重賞で出遅れることが多い。このレースぶりだと秋は京成杯AHか。

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