クイーンS
レース回顧
アルジーヌは6枠10番からスタートを決めて6番手につけ、勝負どころで外から押し上げ、直線で一気に抜け出すとメンバー3位の34.9秒で後続を完封してレースを制した。勝ちタイムは1分46秒0。コンクシェルが逃げて前半5F58.4秒の速い流れ。上がりは35.9秒、ラップは11.7−12.3−11.9秒。前が飛ばしたことで3着フェアエールングを除き、差し追い込み馬が上位を独占した。
アルジーヌは3コーナーで前の5頭と離れていたが、川田騎手が徐々に押し上げ、直線で早めに抜け出して押し切った。ゴール直後に内から伸びたココナッツブラウンに交わされており、川田騎手の位置取りと仕掛けのタイミングが絶好だった。ヴィクトリアマイルでタイム差なしの4着に入った馬が1番人気で重賞2勝目を挙げた。母キャトルフィーユは14年のクイーンSを福永騎手で制しており母子制覇となった。
ココナッツブラウンは出遅れて後方から3、4コーナーで押し上げて直線で馬群に突っ込むとメンバー最速の34.0秒で上がって頭差の2着。もう1列前で進めるか、直線でもう少しスムーズなら勝っていたかもしれない。テン乗りの北村友騎手が外を回さず、末脚の威力を引き出した。輸送で馬体が減る馬で北海道の芝1800mは[2−2−0−0]。休み明けで馬体20キロ増。次走札幌記念に使ってくるか。
フェアエールングは2枠2番から内ラチ沿いの5番手につけ、勝負どころで2番手に押し上げ、メンバー8位の35.5秒で上がって0.1秒差の2着。丹内騎手が内枠を生かしてロスなく進め、直線で上手く捌いたが、連対した2頭に切れ負けした。これで札幌芝は[3−1−1−1]の洋芝巧者。昨年から重賞では福島記念2着、小倉牝馬S1着、福島牝馬S2着、クイーンS3着と安定して走っている。
ライラックは7枠11番から10番手を進み、メンバー2位の34.6秒で大外から追い込んで0.3秒差の4着。エリザベス女王杯で2、4着がある馬。流れて上がりが掛かったことで外から突っ込んだ。休み明けで馬体が12キロ増えていたが、調教の動きが良かったように仕上がりは良さそうだった。23年の府中牝馬S3着以降、馬券圏内がないが、復調してきているため少し注意したい。
レーゼドラマはスタートで伸び上がって出遅れて8番手を進み、メンバー11位の35.9秒で上がって1.2秒差の10着。重賞2連勝中のキング騎手で3番人気に支持されたが、出遅れて本来の前に行って粘り込むレースができず惨敗した。休養して馬体が16キロ増えて馬体の造りは良くなっていたが、出遅れて力を出せなかった。今年の3歳以上の重賞で3歳馬は[0−0−1−7]で3着止まり。
[Home]