東海S
レース回顧
ヤマニンウルスは4枠7番からスタートを決めて2番手につけ、メンバー2位タイの35.7秒で抜け出して3馬身半差で圧勝した。勝ちタイムは1分22秒2。リジルが逃げて前半3F34.6秒、5F58.0秒。パサパサに乾燥したタフなダートで時計、上がりの掛かるレースが続いていたが、ある程度流れたとはいえ、勝ちタイム1分22秒2は想定を超える速いタイムだった。条件戦に出走する馬と重賞に出走する馬ではレベルが違うこともあるが、見た目よりも時計が出る馬場だったのか。
ヤマニンウルスは2番手から抜け出す正攻法のレースで圧勝し、昨年のプロキオンSに続き重賞2勝目を挙げた。スタートからラスト1Fまで11秒台で1200m通過は1分9秒9。ダ1700m以上を使ってきたが、この走りならダ1200mでもやれそうだ。これで7〜8月は[3−0−0−0]で全て3馬身差以上の圧勝。580キロを超える大型馬で夏場は良くなさそうだが、実際は夏に調子を上げるタイプで必ず強いレースをしている。デビューから5連勝した馬が完全復活。今後はひと息入れて秋に備える予定。
インユアパレスは6番手につけ、メンバー2位タイの35.7秒で上がって0.6秒差の2着。勝ったヤマニンウルスに3馬身半差をつけられたが、欅Sで負けたビダーヤに先着した。ビダーヤは坂井騎手が4コーナーで外に出したが、川田騎手が4コーナーで内に入れてロスなく回ってきた。例年なら勝ってもおかしくないレベルの走りをしている。昨年のカペラSは9着に終わったが、重賞2戦目で2着に入り今後のメドを立てた。川田騎手が重賞でパレスマリス産駒に騎乗すると[4−3−1−0]で複勝率100%。
ビダーヤは1枠2番から8番手につけ、4コーナーから直線で外に出すとメンバー4位タイの35.8秒で上がって0.9秒差の3着。坂井騎手が内で揉まれるのを嫌って外に出し、4コーナーから直線で外に出して追ったが、4連勝したレースよりも速い流れでいつもほど切れる脚を使えなかった。1番人気に支持され、乗り難しい1枠1番だったことを考えるとよく走っている。ダートは全て1400mで[4−0−1−0]。来年のフェブラリーSに向けて今後は距離を延ばしてくるか。
オメガギネスはスタートで寄れて内ラチ沿いの後方を進み、メンバー最速の35.6秒で内から追い込んで1.0秒差の4着。初のダ1400mで初めて追い込むレースになったが、最速上がりを繰り出して地力を示した。乾燥した馬場より脚抜きが良く時計の速い馬場が合うタイプ。パサパサに乾燥したダートで4着まで追い上げたのは見た目よりタフな馬場ではなかったか。安田翔厩舎に転厩して気配、調教の動きが良くなっている。条件が揃えば、重賞で激走がありそうだ。
サンライズフレイムは大外16番枠から10番手につけ、メンバー4位タイの35.8秒で上がって1.0秒差の5着。これまで良馬場のダ1400mは3−1−2−0]。大型馬で上がりの掛かる良馬場は合っていたが、勝ちタイムが速過ぎて前に追いつくところまで行かなかった。12番枠より外では[6−0−0−0]だったが、初めて連対を外した。これで重賞では根岸S3、4着、東海S5着。OP特別では[3−1−1−1]だが、重賞では善戦止まりが続いている。
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