関屋記念
レース展望

過去10年で1番人気は[3−0−4−3]で3連対。単勝4倍以上は[1−0−2−3]で1連対のみ。2番人気は[1−1−1−7]、3番人気は[2−0−1−7]で各2連対。6〜9番人気が7連対、10番人気以下が1連対。過去5年の馬連は72倍、67倍、111倍、18倍、37倍で荒れている。22年は1−12番人気で万馬券が飛び出した。人気馬に人気薄を絡めて中穴以上を狙うのが妙味。

3歳[1−0−2−5]、4歳[2−1−2−24]、5歳[5−7−5−51]、6歳[2−2−1−28]、7歳以上[0−0−0−24]で5歳馬が活躍。3歳馬は1番人気[1−0−1−0]、2番人気以下[0−0−1−5]。7歳馬は出番なし。6〜8番人気で連対した7頭のうち3頭に重賞勝ち、残る4頭のうち3頭に重賞3着以内が3回あった。穴で前走負けて7番人気前後になった重賞実績馬を絡めたい。

ボンドガールは秋華賞2着馬で重賞2着が5回ある。芝1600m重賞は[0−3−0−3]で3走前の東京新聞杯は6番手から7位タイの33.7秒で上がってウォーターリヒトにクビ差の2着。阪神牝馬Sは前残りの展開で大外から2位の32.9秒で追い込んで0.2秒差の5着。前走ヴィクトリアマイルはスタートで躓いて後方のまま見せ場なく16着。G3以下の東京芝1600mは[1−2−0−0]。重賞未勝利馬だが、実質トップハンデの56キロ(牡馬換算58キロ)。前8走騎乗した武豊騎手からルメール騎手に乗り替わる。

カナテープは東京芝[4−4−1−1]で前走府中牝馬Sを6番手から5位タイの35.2秒で上がって0.2秒差の2着。勝ったセキトバイーストより2.5キロ軽い53キロだったが、4ヶ月半ぶりのレースで馬体が12キロ増えていた。芝1600mは[0−2−1−1]で分倍河原Sで1分32秒6で走ってラケマーダに半馬身差の2着がある。新潟芝は1勝Cで8着、佐渡S(3勝C)で3着。ハンデは前走より1キロ増の54キロ。キング騎手では2走前に初音Sを直線一気で勝っている。キング騎手は2週連続重賞制覇なるか。

芝1600m[3−1−0−0]のフォーチュンタイム、ニュージーランドT勝ち馬イミグラントソング、芝1600m[1−2−1−0]のレガーロデルシエロ、しらさぎS4着馬ダイシンヤマト、都大路S3着馬トランキリテ、2走前に3勝Cを勝ったシヴァース、前走3勝Cを勝ったアルセナールなど。フォーチュンタイムは秋風Sでトロヴァトーレに0.3秒差の2着がある。前走阪急杯は4番手から伸び切れず0.3秒差の5着。荒れた内を通っていた。土曜に栗坂で1番時計をマーク。今年の重賞で吉岡厩舎は[0−0−1−5]。

イミグラントソングはニュージーランドTで10番手から最速の33.1秒で差し切り1分32秒4で優勝。前走NHKマイルCは前半5F56.4秒のハイペースで4番手につけ、直線で一杯になって0.7秒差の11着。過去10年で3歳牡馬は[0−0−1−5]。ルメール騎手から石川騎手に戻る。シヴァースは昨年夏に新潟芝1600mの1勝Cを1分32秒5で優勝。2走前の夢州Sは3番手から抜け出して1分32秒3で優勝。友道厩舎のモーリス産駒で母はヴィブロス。先行して高速ラップでまとめる持ち味を生かせるレースになれば。

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