七夕賞
レース回顧
コスモフリーゲンは2枠2番からハナを切って前半5F59.4秒で進み、4コーナーから直線で後続を引き離すと最後は外から伸びたドゥラドーレスを完封してレースを制した。上がりはメンバー4位の36.0秒。勝ちタイムは2分00秒5。2コーナーから向こう正面でショウナンマグマと一緒に後続を引き離し、その後12.7−12.8秒とラップを落として後続を引きつけ、ラスト3F12.0−11.9−12.1秒でまとめて押し切った。昇級戦で2着ドゥラドーレスより1.5キロ軽い56キロがプラスに働いている。
前走3勝CのサンシャンSを2分10秒4の好タイムで2馬身差で圧勝した馬が2番人気で大きくパフォーマンスを引き上げて重賞初制覇を飾った。柴田大知騎手は20年ターコイズSのスマイルカナ以来5年ぶりの重賞制覇となった。4走前の美浦Sでキングズパレス(七夕賞2着)にクビ差の2着、2走前のスピカSでアドマイヤマツリ(福島牝馬S1着)に0.1秒差の2着。やはり重賞で勝ち負けできる力を持っていた。今後はサマー2000シリーズの優勝を目指して札幌記念または新潟記念に向かうことになりそうだ。
ドゥラドーレスは大外15番枠から7番手につけ、勝負どころで外から4番手に押し上げるとメンバー最速の35.4秒で上がって頭差の2着。勝ったコスモフリーゲンより1.5キロ重い57.5キロを背負い、大外枠から終始外を回って最速上がりを繰り出したように強いレースをしている。これで芝2000mは[2−1−0−0]。直線が長いコースも得意だが、タフな馬場の小回りコースの適性も高い。過去10年の七夕賞で戸崎騎手は3番人気以内なら[4−1−0−1]。七夕賞に強いため、来年も注目したい。
オニャンコポンは8番手から3、4コーナーで内に入れてロスなく回り、直線で外に持ち出すとメンバー3位の35.7秒で上がって0.6秒差の3着。近走大不振に陥っていた馬が11番人気で激走した。菅原明騎手が勝負どころでロスなく回って脚をタメたことが大きかった。菅原明騎手は最後の直線で外に斜行したことで戒告を受けている。京成杯を勝っている馬が近走大不振でハンデ55キロ。時計、上がりの掛かるタフな馬場も良かったのだろう。これで芝2000mは[3−0−1−4]。時計の掛かる芝2000mがベストか。
シルトホルンは7枠12番から内ラチ沿いの4番手につけ、メンバー5位タイの36.3秒で上がって0.8秒差の4着。4コーナーから追い出して前を追いかけたが、最後は一杯になって突き放された。これで芝2000mは[0−2−0−4]。内ラチ沿いをロスなく回ってきたが、やはり距離2000mは1F長いのだろう。時計、上がりの掛かるタフな馬場で余計に距離適性の差が出た印象。
ニシノレヴナントは出遅れて13番手を進み、大外を回って5位タイの36.3秒で上がって1.2秒差の7着。4コーナーで馬群が密集したことでかなり外を回されるロスがあった。3着オニャンコポンは内ラチ沿いをロスなく回っており、その差はかなり大きかった。芝2400〜2600mは[4−1−1−3]で稍重以上なら[2−1−1−0]。この条件が揃ったときは特に注意したい。
シリウスコルトは3番手を進み、メンバー9位の36.9秒で上がって1.3秒差の8着。逃げたコスモフリーゲンをマークして3番手につけ、直線で交わせばというレースをしたが、最後に一杯になって失速した。仕上がりは良さそうだっただけにトップハンデ58.5キロが堪えたのだろう。今年開業した田中勝春厩舎の3勝のうち2勝がシリウスコルト。次走は新潟記念か。ハンデは少し軽くなりそうだ。
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