七夕賞
レース展望
サマー2000シリーズの第2戦。過去10年で1番人気は[1−2−0−7]で3連対。単勝2倍台は[0−0−0−2]、3倍台は[1−2−0−0]、4倍以上は[0−0−0−5]で単勝3倍台しか連対がない。2番人気は[4−1−1−4]で5連対、3番人気は[3−0−0−7]で3連対。6〜9番人気は5連対、10番人気以下は1連対。過去5年の馬連は47倍、46倍、32倍、65倍、9倍で荒れている。
前走勝った馬は[0−1−3−11]で1連対のみ。前走2着は[3−2−1−8]で5連対。前走6〜9着と前走10着以下が各4連対。過去10年のうち7年で前走5着以下に負けた馬が優勝。前走着順は問われない。トップハンデは[2−1−0−11]で3連対。5番人気以内は[2−1−0−4]だが、6番人気以下は[0−0−0−7]。19年、20年は3番人気のミッキースワロー、クレッシェンドラヴが勝っている。
ドゥラドーレスは[5−1−2−2]でエプソムC2着、毎日杯3着、菊花賞4着がある。前走エプソムCは出遅れて16番手から最速タイの34.1秒で追い込んで0.3秒差の2着。勝ったセイウンハーデスの上がりを0.2秒上回ったが、位置取りが後ろ過ぎた。宮田厩舎のドゥラメンテ産駒でレガレイラの半兄。芝2000mは2戦2勝で藻岩山特別を2分2秒4(稍重)、小倉日経オープンを2分1秒5(稍重)で勝っている。東京が得意だが、小回りコースもこなすタイプ。ハンデは57.5キロ。戸崎騎手で重賞初制覇なるか。
シリウスコルトは芝2000m[3−0−1−4]で福島民報杯、新潟大賞典を2連勝。福島民報杯は4番手から8位の35.7秒で抜け出して1分59秒8で優勝。前走新潟大賞典は前半5F61.3秒のスローペースで逃げ、6位の34.6秒で後続を突き放し2分00秒5(稍重)で2馬身差で圧勝。8番人気の低評価を覆して重賞初制覇を飾った。福島芝は[2−1−0−1]でラジオNIKKEI賞で2着がある。57キロで2連勝したが、今回はトップハンデ58.5キロを背負う。過去10年で58キロ以上は[0−1−0−8]。
小倉記念勝ち馬リフレーミング、ジューンS勝ち馬シルトホルン、サンシャインSを圧勝したコスモフリーゲン、前走花のみちS2着のセブンマジシャン、福島民報杯2着馬バラジ、大阪−ハンブルクC2着馬ニシノレヴナントなど伏兵は数多い。リフレーミングは芝2000m[5−4−5−8]、福島2000mは[2−0−0−1]で昨年の福島民報杯を13番手から最速の34.2秒で差して1分58秒9で勝っている。昨夏の小倉記念は8番手から最速の34.1秒で差し切って1分56秒5のレコードで優勝。Mデムーロ騎手が騎乗する。
シルトホルンは前走ジューンSを5番手から3位タイの34.2秒で抜け出して1分48秒0で優勝。芝2000mは[0−2−0−3]でオークトバーS2着、小倉日経オープン2着がある。福島ではラジオNIKKEI賞2着がある。コスモフリーゲンは[4−2−1−1]で前走サンシャインSを2番手から3位タイの34.4秒で抜け出して2分10秒4で2馬身差で圧勝。美浦Sでキングスパレスにクビ差の2着、スピカSでアドマイヤマツリに0.1秒差の2着がある。昇級戦でハンデは56キロ。柴田大知騎手は5年ぶりの重賞制覇なるか。
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