ラジオNIKKEI賞
レース展望
3歳限定の中距離ハンデ重賞。過去10年で1番人気は[2−1−1−6]で3連対。過去6年は[0−0−1−5]で3着止まり。1、2枠に入った馬は[2−0−0−0]で堅実。2番人気は[2−0−1−7]で2連対、3番人気は[3−0−0−7]で3連対。6〜9番人気が7連対、10番人気以下が1連対。過去6年のうち5年で人気薄が連対し、馬連は62倍、112倍、115倍、41倍、64倍、29倍で荒れている。
前走勝った馬が10連対。前走1勝クラス、OP特別を勝った馬が活躍。前走重賞5着以内は[0−0−0−9]で3着以内がない。前走重賞から連対した5頭は前走6、8、11、12、14着。前走重賞なら着順不問。6番人気以下で連対した8頭のうち7頭は53〜54キロの軽ハンデだった。前走G1−8着以下が3頭、1勝クラス1着が3頭。前走G1で負けるか、前走1勝クラスを勝って斤量が減った馬が激走している。
トレサフィールは[2−1−0−1]で逃げたときは[2−1−0−0]。東京芝1800mの未勝利戦は前半5F60.0秒で逃げ、8位の34.7秒で上がって1分46秒5で優勝。前走東京芝1800mの1勝Cは前半5F60.3秒で逃げ、3位タイの34.4秒で上がって1分46秒7で3馬身差で圧勝。稲垣厩舎のサトノダイヤモンド産駒。過去10年で逃げ馬は[1−2−3−4]で8番人気が1、2、2着、7、9、12番人気が3着。23年は2番人気のグラニットが6着。開幕週の馬場を味方にテン乗りの横山典騎手が粘らせるか。
センツブラッドは[2−3−0−1]で京成杯8着を除き連対を確保。2走前の中山芝1800nの1勝Cは3番手から5位の36.2秒で上がって1分50秒6(稍重)で優勝。前走白百合Sは4番手から4位の34.9秒で上がって頭差の2着。前半5F57.9秒の差し馬向きの展開で好位からしぶとく伸びていた。斉藤崇厩舎のルーラーシップ産駒で母サマーセントはマーメイドS勝ち馬。ある程度前につけてしぶとい脚を使うタイプ。前走OP特別2着でハンデは56キロ。今年の重賞で菅原明騎手は[1−0−2−21]で1連対のみ。
スプリングS2着馬フクノブルーレイク、白百合S3着馬バズアップビート、プリンシパルS4着馬ショウナンマクベス、前走1勝C2着のモティスフォント、山藤賞勝ち馬ビーオンザカバー、水仙賞勝ち馬エーオーキング、あずさ賞2着馬エキサイトバイオなど伏兵は数多い。フクノブルーレイクはスプリングS(重)で9番手から4コーナーで3番手に押し上げ、3位の37.6秒で上がってクビ差の2着。中山巧者だったウインブライトの産駒が中山で激走した。唯一の重賞連対馬でトップハンデ57キロ。松岡騎手が強気な騎乗で持ってくるか。
バズアップビートは前走白百合Sで出遅れて10番手から2位の34.3秒で上がって頭+ハナ差の3着。小倉で先行して新馬戦2着、未勝利戦1着があり、小回りコースはこなせる。過去10年で戸崎騎手は[1−0−3−5]で3着が多い。エキサイトバイオは中京芝2000mの未勝利戦を2番手から抜け出して2分2秒1で優勝。前走あずさ賞は好位から内を突いて2位タイの35.5秒で上がってクビ差の2着。母は秋華賞2着馬アニメイトバイオ。ハンデは前走から4キロ減の53キロ。新婚の荻野極騎手で1キロ恵まれた感がある。
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