目黒記念
レース展望
過去10年で1番人気は[2−2−3−3]で4連対。関東馬は[1−1−1−3]だが、関西馬は[1−1−2−0]で3着以内を確保。2番人気は[1−1−1−7]、3番人気は[2−0−0−8]で各2連対。6〜9番人気が6連対、10番人気以下が3連対。過去5年の馬連は46倍、29倍、27倍、38倍、69倍で中穴決着が続いている。近年の傾向から人気馬に6〜8番人気を絡めて中穴を狙うのが妙味。
トップハンデは[3−0−2−11]で2、4、8番人気が優勝。5番人気以内は[2−0−0−3]だが、6番人気以下は[1−0−2−8]で1連対のみ。22年は2番人気、23年は4番人気が勝ったが、人気がない馬の出番は少ない。6番人気以下で連対した9頭のうち8頭が前走OP以上で負けていた。そのうち4頭が前走と同斤だった。ハンデキャッパーに評価され、穴で前走6着以下に負けても斤量が減らなかった馬に注意。
アドマイヤテラは[4−1−1−2]で4着以内を確保。菊花賞は出遅れて最後方から押し上げ、4コーナーで先頭に立つと6位の36.3秒で上がって0.4秒差の3着。2着ヘデントールはダイヤモンドS、天皇賞(春)を連勝した。前走大阪−ハンブルクCは3番手から2位タイの34.9秒で抜け出して2分39秒8(稍重)で優勝。休み明けで馬体が12キロ増えていた。友道厩舎のレイデオロ産駒で母はオークス3着馬アドマイヤミヤビ。ハンデは57.5キロ。鞍上は武豊騎手。出遅れて折り合いを欠き、大外ブン回しは禁止です(笑)
スティンガーグラスは[4−1−0−2]で2、3勝Cを2連勝。グッドラックHは8番手から押し上げ、2位の35.7秒で差し切って2分32秒2で優勝。2着サンライズソレイユに0.3秒差をつけた。前走湾岸Sは中団から最速の37.0秒で差し切って2分33秒5(稍重)で2馬身半差で圧勝。セレクトセール1億2650万円の木村厩舎のキズナ産駒でダノンファンタジーの半弟、エムズの半兄。重賞ではスプリングSが0.8秒差の6着、セントライト記念が1.1秒差の5着。過去10年でルメール騎手は[1−0−2−6]。
2連勝中のサンライズソレイユ、AJCC2着馬マテンロウレオ、メトロポリタンS勝ち馬マイネルクリソーラ、同2着馬マイネルカンパーナ、大阪−ハンブルクC2着馬ニシノレヴナント、中山牝馬S2着馬ホーエリート、22年の目黒記念2着馬マイネルウィルトスなど伏兵は数多い。サンライズソレイユは前5走芝2400m以上を使って[2−1−2−0]で3着以内を確保。前走烏丸Sは8番手から3位の34.6秒で差し切って2分24秒3で優勝。ハンデは前走より1キロ減の56キロ。過去10年で矢作厩舎は[0−0−1−8]。
マイネルクリソーラは前走メトロポリタンSを後方から最速の34.5秒で差し切って2分24秒0で優勝。ラスト7Fから6F11秒台のラップが続く持続力が問われるレースだった。東京では[2−2−3−2]。重賞は[0−0−1−5]で中山金杯3着、中山記念&日経賞5着がある。横山武騎手が2戦連続で騎乗する。マイネルカンパーナは早春Sを4番手から2位の34.6秒で抜け出して2分25秒1で優勝。前走メトロポリタンSは中団から2位タイの34.6秒で上がってクビ差の2着。直線で前が壁になって外に切り替えるロスがあった。マイネルクリソーラとは同斤から1キロ差になる。小柄な馬だが、丹内騎手が内から上手く捌ければ。
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