葵S
レース展望
重賞昇格後の過去7年で1番人気は[3−0−1−3]で3連対。逃げ先行馬は[2−0−1−0]だが、差し追い込み馬は[1−0−0−3]で取りこぼしが多い。2番人気は[0−2−1−4]で2連対、3番人気は[0−1−0−6]で1連対。6〜9番人気が5連対、10番人気以下が3連対。過去7年の馬連は47倍/69倍、63倍、63倍、265倍、60倍、25倍、168倍で中穴以上の決着が続いている。
牡馬は[2−4−2−58]、牝馬は[5−4−4−39]。牝馬の連対が多い。牡馬は2番人気以内[2−2−1−4]だが、3番人気以下は[0−2−1−54]。6番人気以下の牝馬は[3−3−1−28]。穴で牝馬に注意。6番人気以下で連対した8頭のうち6頭が前走OP特別で2、2、3、5、6、13着。8頭のうち6頭が牝馬。8頭のうち4頭が道中2番手以内につけていた。穴で逃げ先行タイプの牝馬に注意。
ムイは[3−0−0−1]で後方から追い込んだニュージーランドT12着を除き勝っている。前走橘Sは7番手からメンバー2位タイの33.4秒で差し切って1分21秒8で優勝。7番人気の低評価を覆した。芝1200mは小倉の新馬戦(前半3F33.4秒)を4番手から2位の34.9秒で抜け出して1分9秒0で勝っている。ナムラクレア、メイケイエールを出しているミッキーアイル産駒。今村騎手は22年CBC賞を勝ったテイエムスパーダ以来となる3年ぶりの重賞制覇なるか。枠順、展開、位置取りがカギになる。
ウイントワイライトは東京ダ1400mの新馬戦、東京芝1400mの1勝Cを2連勝。新馬戦で2着メモリアカフェは未勝利、1勝Cを連勝した。前走1勝Cは4番手から2位の32.9秒で抜け出して1分21秒2で優勝。2着は東スポ杯2歳S3着馬レッドキングリー。初芝だったが、好位から抜け出す危なげのないレースぶりだった。ウインで1400万円で募集された西園翔厩舎のレイデオロ産駒。これまで速い流れを経験していないため、初の芝1200mで流れに乗れるかがカギ。テン乗りのシュタルケ騎手が騎乗する。
マーガレットS勝ち馬ポッドベイダー、同2着馬アメリカンビキニ、同7着馬カワキタマナレア、ファンタジーS勝ち馬ダンツエラン、雪うさぎ賞勝ち馬ワース、1勝C勝ち馬カンシン、オンザブルースカイ、ソーダーンライト、レイピアなど伏兵は数多い。金曜、土曜は曇り時々雨の予報。馬場が渋る可能性が高い。カワキタマナレアは芝1200mの新馬戦、シンガポールTC賞を最速上がりで差し切って2連勝。前走マーガレットSは7頭立ての最後方から最速タイの33.8秒で追い込んで0.7秒差の7着。前半3F35.5秒のスローペースで前残りの展開だった。カワキタレブリーの半妹。多頭数、タフな馬場で差しが決まるレースになれば。
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