京王杯SC
レース展望
過去10年で1番人気は[4−0−0−6]で4連対。過去6年は[4−0−0−2]で勝つか負けるか両極端。関西牡馬は[1−0−0−5]で不振傾向。2番人気は[3−3−3−1]で6連対、3番人気は[1−0−1−8]で1連対。6〜9番人気は4連対、10番人気以下は2連対。過去5年の馬連は14倍、53倍、7倍、27倍、8倍。以前ほど荒れなくなったが、人気馬に人気薄を絡めて中穴を狙うのが妙味。
6番人気以下で連対した6頭のうち3頭に芝1400mの重賞で連対があった。この4頭は前走重賞で2、6、10着。前走重賞で負けた馬が適距離で巻き返す。特に芝1400mで速い持ちタイムがある馬に注意。1〜4枠は[1−3−6−58]、5〜8枠は[9−7−4−67]。1、2枠は[0−0−3−29]で不振。連対馬16頭が9番枠より外に入っていた。必ず9番枠より外が連対。外枠に入った差しタイプに注目。
トウシンマカオはスプリント重賞4勝の実力馬。昨年のスプリンターズSで2着、今年の高松宮記念で4着に入った。芝1400mは[1−1−0−3]で京王杯2歳S2着があり、昨年の京王杯SCは5番手から伸び切れず0.5秒差の6着。今年は他馬より重い58キロ背負う。芝1400mも守備範囲だが、芝1200mより確度が下がる。芝1400m重賞でビッグアーサー産駒は[1−2−0−10]で阪急杯をカンチェンジュンガが優勝。今年の芝重賞で横山武騎手は[0−0−4−15]、3番人気以内では[0−0−1−3]。
ママコチャは23年のスプリンターズS勝ち馬。今年はオーシャンSを勝ち、高松宮記念で3着に入った。芝1400mは[3−0−1−3]で安土城S(54キロ)を4番手から抜け出して1分19秒0の好タイムで3馬身差で圧勝している。牝馬が56キロを背負うが、背負い慣れている。過去10年で牝馬は[1−2−0−21]、2番人気以内なら[1−1−0−0]で22年に1番人気のメイケイエールが優勝。ただし56キロを背負った牝馬は出走がない。過去10年で川田騎手は[1−1−0−4]。勝ってインタビューが理想か。
過去2年の京王杯SC1、2着のレッドモンレーヴ、洛陽S勝ち馬ロジリオン、リゲルS勝ち馬シャドウフューリー、阪急杯勝ち馬カンチェンジュンガ、2着馬アサカラキング、キーンランドC3着馬オオバンブルマイ、朱鷺S勝ち馬バルサムノート、湘南S勝ち馬ハクサンバードなど伏兵は数多い。レッドモンレーヴは23年の京王杯SCを2位の32.6秒で差し切り1分20秒3で優勝。昨年は最速の32.2秒で追い込んでウインマーベルにハナ差の2着。過去2年は大外から追い込んだが、テン乗りのディー騎手で新味を出すか。
ロジリオンは洛陽Sを勝ち、ダービー卿CTで2番人気に支持されたが、大外枠から外を回って0.4秒差の9着。芝1400mは[2−1−0−3]でクロッカスS1着、京王杯SC2着がある。2、3歳時は芝1600mより芝1400mの方が得意だった。3戦連続で松山騎手が騎乗する。カンチェンジュンガは阪急杯を大外から最速の34.0秒で差し切り1分21秒7で重賞初制覇。前走高松宮記念は武豊騎手が騎乗し、後方のまま見せ場なく10着。近親のワイドラトゥールは愛知杯を1分20秒2で優勝。幸騎手に戻って一変するか。
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