フローラS
レース展望

オークストライアル。過去10年で1番人気は[1−2−0−7]で3連対。過去6年は14、8、5、15、2、7着で連対はソーダズリングのみ。2番人気は[2−3−2−3]で5連対、3番人気は[2−0−1−7]で2連対。6〜9番人気は2連対、10番人気以下は4連対。過去5年の馬連は28倍、415倍、57倍、26倍、24倍で荒れいている。人気馬に人気薄を絡めて中穴以上を狙うのが妙味。

連対馬15頭が前走5着以内。前走6着以下から連対した5頭は前走牝馬限定マイル重賞で6〜10着だった。5頭のうち3頭が2走前に勝っていた。前走マイル重賞で6着以下に負けた馬の巻き返しに注意。10番人気以下で連対した4頭のうち3頭が4コーナーで3番手以内につけていた。流れが緩んで前残りで大荒れになるのがパターン。逆に追い込んで連対した2頭は1、3番人気だった。追い込み馬は人気馬に注目。

エストゥペンダは[1−0−3−1]でフェアリーS、クイーンCで3着。フェアリーSは12番手から最速の34.6秒で上がって0.6秒差の3着。前走クイーンCは12番手から最速の34.3秒で追い込んで0.6秒差の3着。8枠13番から外を回っていい脚を長く使っている。勝ったエンブロイダリーは桜花賞1着、2着マピュースは桜花賞4着、4着コートアリシアンはニュージーランドT3着。セレクトセール2310万円の高柳瑞厩舎のサートゥルナーリア産駒。今年の重賞で三浦騎手は[0−0−4−8]で3着率33.3%。

ゴーソーファーは[2−0−1−1]で中山芝2000mの1勝Cを後方から最速の34.9秒で差し切って2分00秒4で優勝。0.1秒差の2着アロヒアリイは弥生賞で3着に入った。前走フラワーCは9番手から2位の35.0秒で上がって0.5秒差の3着。外からいい脚を長く使ったが、1勝Cの走りを見ると芝2000mの方がレースがしやすいか。セレクトセールで9680万円で取引された手塚厩舎のキズナ産駒でオープンファイアの半妹。馬主の藤田氏は今年の重賞では[0−1−1−5]。3戦連続で津村騎手が騎乗する。

未勝利、フリージア賞を連勝したヴァルキリーバース、新馬、1勝Cを連勝したブラックルビー、未勝利、君子欄賞を連勝したルクスジニア、フェアリーS、クロッカスS2着馬ティラトーレ、前走中山の未勝利戦を勝ったロジャリーマイン、中山の新馬戦を勝ったエンジェルブリーズなど。土日は雨は降らない予報。開幕週のパンパンの良馬場で流れ次第で高速決着になりそうだ。桜花賞を勝ったエンブロイダリー、2着アルマヴェローチェはレベルが高く、距離をこなすタイプ。フローラSでレベルの高い勝ち方をする馬が出て欲しいところ。

ヴァルキリーバースは前走フリージア賞を出遅れた後に向こう正面で2番手に押し上げ、2位タイの34.1秒で上がって2分00秒5で優勝。2着ダノンシーマはアザレア賞を勝ち、3着フクノブルーレイクはスプリングSで2着に入った。サンデーRで5000万円で募集された田中博厩舎のエピファネイア産駒。過去10年でルメール騎手は[2−0−0−2]。ロジャリーマインは中山芝2000mの未勝利戦を大外から捲って2分1秒3で優勝。久保田厩舎のエピファネイア産駒で母はマリアライト。半兄にホープフルS&菊花賞2着馬オーソクレースがいる。過去10年で前走未勝利戦勝ち馬は[0−2−2−30]で2、3着止まり。

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