青葉賞
レース展望
過去10年で1番人気は[3−2−3−2]で5連対。前走1勝クラスを勝った馬は[3−0−2−1]、前走重賞出走馬は[0−2−1−0]で未勝利。2番人気は[1−2−0−7]で3連対、3番人気は[2−0−1−7]で2連対。6〜9番人気が3連対、10番人気以下は[0−0−1−67]で3着止まり。過去5年の馬連は26倍、10倍、16倍、5倍、29倍。7番人気以内の組み合わせで20倍前後を狙うのが妙味。
連対馬16頭が前走3着以内。前走4着以下から連対した4頭は前走共同通信杯4着、弥生賞4着、若葉S4着、スプリングS7着。皐月賞の前哨戦で負けて皐月賞に出走できなかった馬が巻き返している。東京芝2400mの外枠は外を回されて不利になる。過去10年で8枠は[0−1−2−22]で昨年7番人気のショウナンラプンタが連対したのみ。5番人気以内は[0−0−2−6]で3着止まり。人気馬でも過信禁物。
エネルジコは東京芝1800mの新馬戦、セントポーリア賞を2連勝。新馬戦は11番手から最速の33.3秒で差し切って1分48秒5で優勝。セントポーリア賞は出遅れて後方を進み、直線で前が壁になり外に持ち出すロスがあったが、最速の34.0秒で差し切って1分48秒2で優勝。シルクHCで4000万円で募集された高柳瑞厩舎のドゥラメンテ産駒。小柄な牡馬だが、末脚は切れる。距離を克服してダービーに名乗りを上げるか。テン乗りのルメール騎手が騎乗する。過去10年でルメール騎手は1番人気なら[1−2−1−0]。
ファイアンクランツは札幌2歳Sで後方から捲ってマジックサンズに0.2秒差の3着。東スポ杯2歳Sはクロワデュノールに0.4秒差の4着。ゆりかもめ賞はウィクトルウェルスに0.2秒差の2着。前走すみれSは最速の34.5秒で追い込んでジーティーアダマンに0.2秒差の3着。サンデーRで5000万円で募集された堀厩舎のドゥラメンテ産駒でコスタノヴァの半弟。勝ち切れないレースが続いているが、テン乗りのモレイラ騎手に乗り替わる。今年の重賞でモレイラ騎手は[4−1−0−2]で連対率71%。G1を3勝している。
ゆきやなぎ賞勝ち馬ゲルチュタール、前走1勝Cを勝ったアマキヒ、前走未勝利戦を圧勝したレッドバンデ、毎日杯2着馬ガルダイア、スプリングS4着馬マテンロウバローズ、アザレア賞2着馬ロードガレリアなど。青葉賞は東京3日目に行われていたが、今年から開幕日に移動した。これによってダービーまで中3週から中4週になる。1994年に青葉賞が重賞に昇格後、今年で32回目になるが、前走青葉賞に出走した馬は日本ダービーで[0−6−6−69]で未勝利。今年から中4週になることでダービーに繋がるのか注目したい。
ゲルチュタールは葉牡丹賞を1分58秒8のレコードで走ってヴィンセンシオにハナ差の2着。京成杯は太め残りで10着。前走ゆきやなぎ賞は先行抜け出しで2分24秒6で優勝。サンデーRで4000万円で募集された杉山晴厩舎のブリックスアンドモルタル産駒で近親にキラーアビリティがいる。テン乗りのシュタルケ騎手が騎乗する。マテンロウバローズは芝1600mの新馬、こぶし賞を2連勝。前走スプリングSは中団から伸び切れず0.4秒差の4着。父ロジャーバローズ、祖母レディパステル。開幕週で横山典騎手がどう乗るか。
[Home]