ニュージーランドT
レース展望

過去10年で1番人気は[0−4−0−6]で勝った馬はいない。単勝1倍台は[0−0−0−1]、2倍台は[0−1−0−1]、3倍台は[0−3−0−2]、4倍台は[0−0−0−2]。2番人気は[5−0−2−3]で5連対、3番人気は[2−2−0−6]で4連対。6〜9番人気、10番人気以下は各2連対。過去5年の馬連は17倍、9倍、9倍、39倍、8倍。トリッキーな中山マイルでも人気馬の決着が続いている。

連対馬15頭が前走3着以内。前走重賞で3着以内に入った馬と1勝クラスを勝った馬が活躍。前走5、6、6、6、9着から連対した5頭は前2走とも重賞に出走していた。前走10着以下は[0−0−1−30]で不振。前走1勝クラスは[3−3−3−48]で6連対。前走1勝クラスの芝1600m勝ち馬は[3−2−2−25]、2番人気以内なら[3−2−1−3]。前走芝1600mを勝った人気馬に注目したい。

アドマイヤズームは京都芝1600mの新馬戦4着、未勝利戦1着、朝日杯FS1着。朝日杯FSは1枠2番から2番手につけ、最速の33.6秒で抜け出して1分34秒1で2馬身半差で圧勝。前半5F60.4秒で上がりが33.7秒、ラップは11.8−10.9−11.0秒。3着ランスオブカオスはチャーチルタウンズCを制した。セレクトセール1億2650万円の友道厩舎のモーリス産駒。実績的に単勝1倍台の断然人気になりそう。今年の重賞で川田騎手は1番人気では[1−2−0−4]で勝率14.3%。ただ今回は相手が弱い。

コートアリシアンは芝1600m[1−1−0−2]で新馬戦1着、新潟2歳S2着、阪神JF6着、クイーンC4着。阪神JFは出遅れて後方2番手から2位タイの34.4秒で追い込んで0.8秒差の6着。関西圏で戸崎騎手がテン乗りだった。前走クイーンCは7番手から3位タイの34.8秒で上がって0.9秒差の4着。7枠12番から終始外を回って伸び切れなかった。小柄な牝馬だけに時計が速くなり過ぎたことが影響したか。今の中山も高速馬場。伊藤厩舎のサートゥルナーリア産駒。坂井騎手からテン乗りの菅原明騎手に乗り替わる。

クロッカスS3着馬プリティディーヴァ、前走1勝Cを逃げ切ったストレイトトーカー、ひいらぎ賞2着馬イミグラントソング、アルテミスS2着馬ミストレス、前走未勝利戦を圧勝したルナルーチェット、新馬、1勝Cを連勝したムイなど。プリティディーヴァは芝1400mで3戦して新馬戦1着、ダリア賞1着、クロッカスS3着。前走クロッカスSは5番手から2位タイの33.2秒で上がってクラスペディアに半馬身差の2着。田中博厩舎のキングマン産駒で馬主の吉田和美氏。過去10年で牝馬は[0−4−1−25]で2着が多い。

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