愛知杯
レース展望

今年から京都牝馬Sが中京芝1400mの愛知杯に変更された。過去9年の京都牝馬Sで1番人気は[4−3−0−2]で7連対。関西馬は[4−1−0−1]だが、関東馬は[0−2−0−1]で未勝利。2番人気は[2−0−1−6]で2連対、3番人気は[1−0−2−6]で1連対。6〜9番人気は5連対、10番人気以下は[0−0−3−68]。過去5年の馬連は32倍、28倍、22倍、9倍、6倍で荒れても中穴止まり。

連対馬10頭が前走連対。前走3着は[0−1−0−7]、4着は[1−0−0−6]、5着は[0−0−2−13]で連対した2頭は1、2番人気だった。前走6〜8着から連対した4頭は前走重賞に出走していた。関東馬は[1−5−1−29]、関西馬は[8−4−8−96]。関東馬は1、1、4、6、7、9番人気が連対。穴で注意。関西馬は1番人気[4−1−0−1]だが、3、4番人気は[1−0−2−9]で1連対のみ。

クランフォードは芝1400m[4−1−0−1]で1、2、3勝Cを3連勝。豊明S(3勝C)は2番手から9位の34.5秒で上がって1分19秒0のレコードで優勝。前半3F33.0秒、5F55.8秒のハイペースで先行して押し切った。前走スワンSは1番人気に支持されたが、3番手から伸び切れず0.6秒差の13着。前半3F34.0秒、5F57.0秒で止まる馬ではないが、メンバーが違う重賞ではラップに現れない部分があるのか。西村淳騎手では[3−2−0−1]。レコード勝ちした中京、牝馬同士で巻き返すか。

スウィープフィートは昨年のチューリップ賞を大外一気で優勝。桜花賞は最後方から追い込んで0.2秒差の4着。オークスは最後方から追い込んで0.6秒差の6着。3歳牝馬クラシックで上位の能力を示した。初の芝1400mになるが、芝1200mの新馬戦で3着がある。長期休養明けでどこまで仕上げてくるか。永島まな騎手が騎乗する。カピリナは芝1200mの2、3勝Cを2連勝。前走シルクロードSは9番手から4位の34.3秒で上がって0.4秒差の4着。ダ1400mは[1−2−0−0]。重賞2戦目で一変するか。

シルクロードS2着馬グランテスト、節分S勝ち馬オードリーバローズ、フィリーズレビュー勝ち馬エトヴプレ、同2着馬コラソンビート、スワンS5着馬シングザットソング、ニューイヤーS5着馬イフェイオン、芝1400mの条件戦を3連勝したセントメモリーズ、中京ダ1400mの2、3勝Cを連勝したリジルなど伏兵は数多い。コラソンビートは前4走16、15、20、12着。芝1400mは[2−1−0−0]でダリア賞1着、京王杯2歳S1着、フィリーズレビュー2着。豪遠征明け2戦目、叩き2戦目でどこまで変わるか。

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