阪神大賞典
レース展望
過去10年で1番人気は[5−1−2−2]で6連対。19年までは[4−0−1−0]だったが、20年以降は[1−1−1−2]で1勝のみ。2番人気は[3−2−1−4]で5連対、3番人気は[2−0−2−6]で2連対。連対馬17頭が5番人気以内、残る3頭は6、6、7番人気。過去5年の馬連は37倍、35倍、7倍、2倍、15倍。2−5番人気、3−2番人気で馬連30倍台。上位人気馬の組み合わせで中穴が狙える。
連対馬10頭が前走3着以内。前走4着以下から連対した10頭のうち4頭に3000m以上の長距離重賞で勝ち星があり、残る6頭のうち4頭に菊花賞4着以内があった。長距離重賞実績馬が巻き返す。特に前走有馬記念で負けた馬に注意。関東馬は[0−1−0−16]、関西馬は[10−9−10−64]。関東馬は16年に4番人気が連対したが、それ以降は[0−0−0−11]。5番人気以内の関東馬は[0−1−0−3]。
ショウナンラプンタは重賞[0−2−1−4]で青葉賞2着、神戸新聞杯3着、菊花賞4着、日経新春杯2着がある。菊花賞は10番手から勝負どころで押し上げ、4位タイの35.8秒で上がって0.4秒差の4着。同タイムの2着ヘデントールはダイヤモンドSを圧勝した。前走日経新春杯は14番手から最速の35.4秒で上がって0.5秒差の2着。大外を回っていい脚を長く使っている。これまで全て騎乗していた鮫島駿騎手から武豊騎手に乗り替わる。過去10年で武豊騎手は[0−0−1−5]。武豊騎手で新味を出すか。
ヴェローチェエラは[4−2−1−1]で1、2、3勝Cを最速上がりで3連勝。前走比叡Sは10番手から大外を回って押し上げ、最速の34.5秒で差し切って2分24秒5で優勝。前走日経新春杯は8番手から勝負どころで外を回って押し上げ、5位の36.0秒で上がって0.7秒差の4着。昇級戦の中京G2で外を回って4着なら今後のメドは立ったか。須貝厩舎のリアルスティール産駒。芝2400〜2600mは[3−1−0−0]。初の芝3000mでどんな走りを見せるか。過去10年で川田騎手は[0−3−1−3]。
宝塚記念勝ち馬ブローザホーン、万葉S勝ち馬ゴールデンスナップ、昨年の阪神大賞典2着馬ワープスピード、京都記念3着馬マコトヴェリーキー、早春S2着馬サンライズアース、古都S勝ち馬コパノサントスなど。ブローザホーンは宝塚記念を勝った後、11、12、12着。昨年は阪神大賞典3着、天皇賞(春)2着。59キロがどう出るか。ゴールデンスナップは芝3000m以上[1−1−0−2]で前走万葉Sを好位から2位の38.3秒で抜け出して3分10秒2(稍重)で優勝。過去10年で牝馬は[0−1−0−6]。
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