フラワーC
レース展望

過去10年で1番人気は[3−1−4−2]で4連対。前走勝った馬は[3−1−2−1]、負けた馬は[0−0−2−1]。480キロ以上は[3−1−1−1]、479キロ以下は[0−0−3−1]。2番人気は[5−2−1−2]で7連対、3番人気は[0−1−1−8]で1連対。6〜9番人気が4連対、10番人気以下が2連対。過去5年の馬連は320倍、27倍、59倍、49倍、45倍。中穴以上の決着が続いている。

21年までは前走勝った馬が活躍していたが、22年以降の連対馬6頭のうち4頭が前走5、7、7、11着に負けていた。前走負けた人気薄が激走して荒れている。前走着順より能力、適性を重視したい。連対馬は全て芝1600m以上で勝ち星があった。前走芝1600〜2000mを勝った馬が連勝することが多い。前走新馬戦[1−0−0−9]、未勝利戦[2−2−0−29]で計5連対。初勝利直後、人気薄でも通用する。

パラディレーヌは京都芝1800mの新馬戦は出遅れて荒れた内を突いて3着に終わったが、京都芝1800mの未勝利戦、つばき賞を2連勝。未勝利戦は2番手から2位の35.4秒で抜け出して1分47秒6で4馬身差で圧勝。つばき賞は2番手から最速タイの35.2秒で抜け出して1分46秒8で3馬身差で圧勝。千田厩舎のキズナ産駒。先行してひと脚使えるため紛れが少ない。中山芝1800m重賞で川田騎手は[1−0−3−9]、1番人気では[0−0−1−2]、2番人気では[1−0−2−3]。平場では乗れている。

ミッキーマドンナは札幌芝1800mの新馬戦を6番手から最速の34.6秒で差し切って1分50秒3で優勝。芙蓉Sは5番手から最速の34.9秒で上がって0.1秒差の3着。直線で前が壁になってごちゃつくロスがあった。前走セントポーリア賞は4コーナー7番手から2位タイの34.5秒で上がって0.2秒差の2着。最速の34.0秒で差し切ったエネジルコが強過ぎた。堀厩舎のエピファネイア産駒で母はミッキークイーン。半姉にミッキーゴージャスがいる。サトノカルナバルで函館2歳Sを制した佐々木騎手&堀厩舎のコンビ。

中山芝2000mの1勝Cを勝ったゴーソーファー、アスター賞勝ち馬ジャルディニエ、中山芝1800mの新馬戦を圧勝したジョスラン、京都芝1600mの未勝利戦を勝ったインヴォーグ、中京芝2000mの未勝利戦を圧勝したレーゼドラマ、アイビーS4着馬ショウナンサムデイ、中山芝1800mの1勝C2着のエナジーショット、京都芝1800mの新馬戦を勝ったハギノピアチェーレなど伏兵は数多い。今年はフルゲート16頭になりそう。週末は晴れで気温が上がる予報。久々にパンパンの良馬場でのレースになりそうだ。

ゴーソーファーは前走中山芝2000mの1勝Cを最後方から最速の34.9秒で差し切って2分00秒7で優勝。0.1秒差の2着アロヒアリイは弥生賞で3着に入った。セレクトセール9680万円の手塚厩舎のキズナ産駒でオープンファイア(きさらぎ賞2着)の半弟。津村騎手がどう乗るか。ジョスランは中山芝1800mの新馬戦を2番手から早めに先頭に立ち、最速の33.7秒で上がって1分51秒2で2馬身半差で圧勝。鹿戸厩舎のエピファネイア産駒でエフフォーリアの半妹。2戦目で馬体のバランスがどこまで整ってくるか。

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